4車線化でビジネス上向き

4車線化でビジネス上向き
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隣国インドとの貿易を加速させ、国内の道路接続を改善してくれるとの期待が高まる中、ベナポール(Benapole)-ジョソール(Jessore)幹線道路4車線化の建設作業が間もなく正式に開始される。

この幹線道路は国内で最も重要なビジネス経路の一つと考えられており、輸出や輸入を大きく加速させ、国内総生産(GDP)に貢献するだろう。政府職員やビジネス関係者は話す。

現在この道路は最も混雑する道路の一つで、一日の交通量は約1千台だ。だが2車線の幹線道路で増えつつある交通量を収めることは難しく、たびたび交通渋滞に悩まされる。

この幹線道路が2車線から4車線へと拡張されることで、これらはすべて過去の出来事になるだろう。ベナポールからダッカ(Dhaka)までの所要時間は、従来の8~9時間から6時間へと短縮される。

「ベナポール-ジョソール幹線道路の4車線化を嬉しく思います。我々は長い間待ち望んでいました」
ジョソール商工会議所前会長のミザヌール
ラーマン氏は話す。4車線化により、時間とお金の両方を節約でき、国内の輸出入加速にもつながるともミザヌール氏はいう。

ベナポールC&F代理業者協会のモフィズール ラーマン サジョン会長によると、輸出入される商品の約95%はこのベナポール-ジョソール幹線道路を通して運ばれるという。

ベナポールの輸入業社、パドマ貿易のアル ハジ ヌルザマン代表取締役社長によれば、所要時間の短縮は輸送費用の削減にもつながるという。

ジョソール2区選出のモニルール イスラム議員は、道路が4車線に拡張されることに満足していると話す。
「この新しい幹線道路は国の経済に貢献するだけではなく、乗客たちの旅をより快適にしてくれるでしょう」
 毎日約1500人がこの道路を使ってインドへ向かうという。

モニルール氏は当局に対し、この道路の傍にある樹齢100年のシスの木(レインツリー)を伐採しないよう要請した。

この長さ35.89キロメートル幹線道路は、所要費用約32億9千万タカ(43億6,000万円)で、2019年に完成する見込みだ。

The Daily Star Oct 09 2016
http://www.thedailystar.net/country/businesses-upbeat-1296433
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #交通