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ラルモニルハット(Lalmonirhat)県カリガンジ郡(Kaliganj)のチャー(川中陸地)住人は、ラプカルポ2021プロジェクトの下、政府が400枚のソーラーパネルを公共照明や僻地の集落の恵まれない家庭に支給すると聞いたとき大いに喜んだ。だが資金が何ヶ月も前にカリガンジ郡に預けられたのに、何も進展していないため、興奮は落胆へと変わった。
「私達は河川にある陸地(チャー)の恵まれない家庭やモスク、寺院、市場にソーラーパネルを設置するため、政府のお金があると聞いていました。でもどういった理由のためか何も始まっていません。いつソーラーパネルが備え付けられるのか誰も知りません」
ボトマリ村の農家マンスル アリさん(55歳)は話す。
「子どもたちにとって、十分な照明なしで夜に勉強するのはとても困難なことです。ソーラーパネルを自分達で買う余裕がないので、政府が約束した援助を熱心に待ち続けています。いまはまだ闇の中です」
カリカプールのティースタ川陸地村のデロワー ホサインさん(48歳)は話す。「
「家に政府からソーラーパネルが支給されることを望んでいました。9月20日まで待ちましたが、それは虚しさに代わりました。だから自分のお金で設置しました」
ティースタ川のショアルマリ陸地群の農家アクテル ホサインさん(58歳)は話す。「
デイリースター紙の情報によると、このプロジェクト基金の9億タカ(11.9億円)の予算は2016年6月30日、新会計年度が始まる前日にカリガンジ郡に預けられた。このお金は「ソーラーパネル設置プログラム」として、ソナリ銀行カリガンジ郡支店の郡行政官とプロジェクト実行官の署名で共同の口座に預けられた。
「我々はソーラーパネルを設置するための政府資金を、政府の指示に従って受けとりました」
プロジェクトの実行官ラシェドゥル イスラム氏は話した。だが今月初旬、なぜ設置が行われていないのか尋ねられた彼は何も答えなかった。
一方シャヒヌル アラム郡行政官は、プロジェクト目標の400枚のパネルのうち、50%は設置されたと話した。さらに2週間のうちに残りが設置されると補足した。
「ソーラーパネルの供給側の問題で設置は遅れていました」
ラルモニルハットのイドリス アリ救援復興官は、カリガンジのプロジェクトの実行担当官から、地元の問題で遅れているが、ソーラーパネルの設置が始まったことを聞いたと話した。
プロジェクト実行担当官によると、最初の120台のパネル配布が行われたのは、最終的に上記のコメントから数日後の、10月6日だったという。
The Daily Star Oct 09 2016
http://www.thedailystar.net/country/many-yet-get-solar-lights-lalmonirhat-char-areas-1296439
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #太陽光パネル #支給
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