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バングラデシュは男女平等で、南アジア諸国中、最下位に位置する。
2016年少女機会指数(girls' opportunity index)のバングラデシュ順位は、世界144ヶ国のうち111位だ。
南アジアではスリランカ60位、ブータン80位、ネパール85位、パキスタン88位、インド90位だ。
この指数は世界的な子どもの人権団体セーブザチルドレンが、"児童婚" "青年期の出産率" "母体死亡率" "前期中等教育修了率" "女性議員数"の5つの指標をまとめたものだ。
報告書は火曜日、国際ガールズデーで公開された。
「少女は取引可能な商品だという有害な考えがあるため、地中海を渡って売買されたり、バングラデシュの売春宿に住まわされ、最も過酷な人権侵害に晒されている」
報告書にはこう書かれている。
少女たちは困難に直面しているものの、それは変えられるとセーブザチルドレンは主張する。
「全ての少女に平等の権利と自由を保証し、彼女たちの持つ可能性を実現できるような世界を築くことは可能です」
報告書では世界最大の経済を擁する米国の男女平等は32位で、カザフスタンやアルジェリアの下だとする。
「高収入国でも、少女は少年に比べて機会を与えられていません」
報告書執筆者の一人、リサ ワイズ氏はいう。
最下位はニジェールだ。チャド、中央アフリカ共和国、マリ、ソマリアもワースト5にいる。
男女平等第1位はスウェーデンで、フィンランド、ノルウェー、オランダ、ベルギーが続く。英国は15位だった。
国際ガールズデー制定の働きかけを行ったプランインターナショナルUKの国際キャンペーンマネージャー、ダニー ヴァンヌッチ氏は、少女たちはあまりにも貧困の重荷を背負わされ過ぎていると話す。
「経済的不安があった時、少女たちはよく最初に学校から連れ出され、仕事や早い結婚をさせられます」
Prothom Alo Oct 12 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/124945/Bangladesh-performs-poorly-in-gender-equality
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #性平等
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