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輸入急増を背景に、本現会計年度最初の2ヶ月(7-8月期)の貿易赤字は5％増加した。
バングラデシュ銀行のデータによると、昨年5億ドル(518億円)だった貿易赤字は、8月末時点で5億2500万ドル(544億円)になったという。
成長に関していえば、輸入と輸出両方が同じペースで増加したものの、輸入額の方が大きかったため貿易赤字は拡大した。輸入額は7.43％、輸出額は7.65％の増加だった。金額では7-8月期は輸出が57億1千万ドル(5920億円)、輸入は62億3千万ドル(6460億円)だった。
食糧輸入は53.98％の増加だった。米の輸入額は91％減少したが、小麦の輸入は115％増加した。
中間材の輸入は10.12％、資本材の輸入は17.43％増加した。
外国からの送金が大きく減少した結果、7-8月期の経常収支は昨年のおよそ半分まで減少した。
バングラデシュ銀行のデータによると、2016-17会計年度の7-8月期の経常収益は7億ドル(726億円)で、昨年の13億4300万ドル(1392億円)から低下しているという。
送金による収入が低調だったことで経常収益が減少したとバングラデシュ銀行の職員は話す。
7-8月期の送金額は15.67％減少した。
だが現会計年度7-8月期の総収益は、昨年同期と同等だった。
7-8月期の総収益は11億9千万ドル(1230億円)で、昨会計年度同期は12億6千万ドル(1310億円)だった。外国直接投資(FDI)や中長期の貸し付けが増加したことで、全体の収益は昨年とほぼ同じになったとバングラデシュ銀行の職員は話す。
2016-17会計年度の7-8月期、FDIは昨年よりも9.3％増加し、4億3500万ドル(451億円)だった。中期や長期貸し付けは6.2％増加し、2憶5700億ドル(266億円)だった。一方、貸し付け返済は昨年よりも4.26％減少し、これにより全体の収益額にプラスの影響を与えた。
The Daily Star Oct 12 2016
http://www.thedailystar.net/business/trade-deficit-widens-5pc-import-rises-1297684
翻訳：長谷川
#バングラデシュ #ニュース #貿易
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