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ジム ヨン キム世界銀行総裁は明日、ボリシャル(Barisal)県バブガンジ郡ラクディア村を訪問する。収入を増やす様々な手段で、貧困から抜け出した農村女性たちのサクセスストーリーを聞くためだ。
総裁は貧しい人達の画期的な仕事や新しい仕事を創造する民間部門、災害の効果的対策などを視察する中で、ラクディア村の"ナタン・ジバン(Natun Jiban)生活改善プロジェクト"という世界銀行(WB)とバングラデシュ政府が共同で運営するプロジェクトを訪れる。
「プロジェクトにより、極貧の198人の村の女性が自力して生活できるようになりました。デアーゴッティ・ユニオンではこのような女性の数は1847人になりました」
地元NGOパートナーの社会開発基金(SFD)の集団開発担当、ナキドゥル イスラム氏は話す。
「支援を受ける人は研修を受け、家畜や家禽、養殖、野菜栽培のための資金援助を受けました。生産された牛乳や卵、魚、肉は家族の栄養改善を助け、さらには追加収入をもたらします」
世界銀行総裁は運命を変え、家族の中でしっかりと役割を果たせるようになった被支援者から直接話を聞くと話した。
最近、ラクディア村を訪問した特派員は、プロジェクトの被支援者数人と話しをした。
シェウリー ベガムさんは養殖池から獲った魚で稼ぐことが出来るようになった。
「夫は魚や卵、牛乳、畑で採れた季節の野菜を売りに、近くの市場へ行っていました」
「3年前、私はプロジェクトから1万タカ(1万3226円)のローンを借り、収入を得るための活動を始めました。現在私たちは良い収入を得ることができ、さらに家族をしっかりと食べさせることが出来ています」
「妻が収入を得るための活動に参加したことが、私たちの社会的身分を良くしてくれました」
シェウリーさんの夫アニス ファラジーさんは後に特派員に話した。
プロジェクト支援受給者ナジマ ベガムさんはこう話す。
「私は牛舎で飼う牛から最低8リットルの乳を搾ります。飼育場には50羽以上のニワトリがいます。さらに池で養殖し、季節の野菜を庭で栽培しています」
「これらから良い収入を得て、4人家族で幸せに暮らしています」
支援を受けたコヒノー ベガムさんは話す。
「私は1万タカ(1万3226円)のローンを2013年に借りました。装飾品を売って親戚からお金を借り、2頭の牛を6万タカ(7万9356円)で買いました。現在2匹の牛から8キロの乳を搾って家族を養っています」
フェロザさん、モモタジさん、ソニアさん、シャンタさんを含むたくさんの村の女性が、収入を得る活動で成功を収めた話しをしてくれた。
「最低でもこのユニオンの1847世帯がプロジェクト支援により、貧困を克服することが出来ました。女性たちは変化を起こす人として、しっかりと役割を果たしてます」
デアーゴッティ・ユニオン議会のMd モシール ラーマン議長は話す。
多くの女性の活動への参加が、農村地域の貧困減少の助けになると議長は話した。
The Daily Star Oct 17 2016
http://www.thedailystar.net/country/wb-project-changes-ultra-poor-womens-livelihood-1299712
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #世界銀行 #女性
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