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バングラデシュは男女平等で2年連続、南アジア諸国でトップだった。
火曜日、世界経済フォーラム(WEF)が公表した世界男女間格差指数2016年で、144ヶ国中72位にランクされた。
8年連続でアイスランドがトップで、以下フィンランド、ノルウェー、スウェーデンと続く。
昨年もバングラデシュは南アジア地域すべての国のトップ、145ヶ国中64位だった。2014年は142ヶ国中68位だった。
今年のレポートではインド87位、スリランカ100位、ネパール110位、モルディブ115位、ブータン121位、パキスタン143位だった
バングラデシュは長年(過去50年)女性のトップを持つ国リストで世界1位だった。国や政府の長が選挙で選ばれたことが"女性トップの国"だ。
以下インド、アイルランド、アイスランド、フィリピン、スリランカ、ノルウェー、フィンランド、リベリア、英国と続く。
バングラデシュは初等・中等教育への入学に関し、世界の他の国と共に再び一位になったとジェノバにあるWEFレポートは示す。
バングラデシュは今年の政治的エンパワーメント男女格差も南アジア地域のトップパフォーマーだが、女性の労働力参加と推定勤労所得の格差は拡大した。
インドに関していえば、今年、平等賃金や学歴サブ指標、初等中等教育入学に関し、男女間格差をなくす上で進展したことをレポートしている。
南アジア地域で依然としてある平均33%の男女間格差は、今年の世界男女間格差指数において、中東や北アフリカの前、サハラ以南のアフリカ地域の背後に位置し、世界で2番目に低いスコアとなっている。
地域内のいかなる国も完全に学歴の男女間格差は閉ざしてはいない。そしてスリランカ1ヶ国だけ健康と生存の男女間格差を閉ざしている。だが地域ではネパールが、全体的な指標や学歴において過去10年、トップ5に入る勢いで這い上がってきているとレポートは述べる。
レポートでバングラデシュは、低中所得グループに位置する。
また経済参加・機会インデックスでは135位にランク付けされている。これは2006年、107位だった。
バングラデシュの識字率世界ランクは110位、健康・寿命は103位、女性議員は74位、女性閣僚は124位、平等賃金は122位だった。
パキスタンは男女不平等で2年連続世界ワースト2位、南アジア最下位に位置付けらる。
世界男女間格差指数を通じて世界経済フォーラムは、健康、教育、経済、政治の4つの主要分野で男女間格差に焦点をあて、男女間格差の大きさを定量化し、時間をかけてその進捗状況を追跡している。
10年以上のデータは、私たちが生きている間に人類半分の女性の可能性を最大限引き出すには、進捗状況が遅すぎるということを明らかにしたとレポートは述べている。
The Daily Star Oct 27 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/bangladesh-leads-s-asia-reducing-gender-gap-1305064
翻訳:吉本
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