結婚後92%の少女が中退

結婚後92%の少女が中退
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最新調査によると、13歳から15歳の少女の69%が結婚し、そのうちの92%が学校を中退する。

さらにそのうちの89%が妊娠出産医療の知識なしに、19歳になる前に最低一度は妊娠する。

調査は“結婚した思春期少女の地位向上イニシアティブ(IMAGE)”プロジェクトの下、オランダ政府が資金提供をした。

テレッ デ ホムズ ネザーランド(オランダ)が率いる国内外5機関が2016年2~3月にかけ、ガイバンダ(Gaibandha)、ニルファマリ(Nilphamari)、クリグラム(Kurigram)県の3ユニオンの4497人の既婚少女を調査した。その調査結果が昨日、デイリースターセンターの討論会で報告された。

「我々は12歳になる前に結婚した少女(児童婚被害者の1%)に出会いました。とてもショッキングでした」
知識研究マネジメントの専門家ファハナ アクテル氏は話した。

「児童婚の被害者のほとんどは学校を中退し、そのうちのわずか17%しか、月経の衛生管理に必須の生理用ナプキンを使ってません」

テレッ デ ホムズの保護責任者モリウム ニーサ氏は、18歳になる前に結婚した少女はまだ子どもなのに、人々は大人として扱うと話す。そして時に少女は子どもとして持つべき権利を否定されていると補足した。

テレッ デ ホムズの研修や能力強化の専門家ナズニン ベガム パップ氏は、児童婚を性的暴力と表現し、被害者少女はセックスを強要され、妊娠させられると話した。

児童婚はさらに母体の死を引き起こすと、USAID-DFID NGOヘルス・サービス・デリバリー・プロジェクトの責任者ハリダ H アクテル氏は補足した。

「少女が公共の出産医療を受けていない場合、危険度は高くなります」

「人々は出費を気にして公共の出産医療を受けたがりません。そのため妊婦の保護者がこのことにもっと関心を持つ必要があります」

IMAGEのプロジェクト責任者のファハナ ジェスミン ハサン氏は、プロジェクトの目的は3ユニオンの既婚少女に、妊娠出産医療に関心を持ってもらうことが目的だと話した。

ガイバンダ県のラムチャンドプールユニオンでは、1400人の少女が結婚していることが明らかになった。この数字は「私たちを考えさせる」のに十分すぎる。SKSファンデーションのラセル アーメド リトン局長は話した。

女性児童問題省の女性に対する暴力のマルチ部門プログラム責任者アブドゥル ホサイン博士、オランダ大使館のマシュフィカ ザーマン顧問も講演した。

The Daily Star Oct 27 2016
http://www.thedailystar.net/city/92pc-girls-drop-out-school-after-marriage-study-1304989

翻訳:米澤 
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