違法露店撤去で抵抗

違法露店撤去で抵抗
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昨日グリスタン(Gulistan)で、歩道や地下道の市場から違法露店を撤去するため取り締まりに当たった南ダッカ市(DSCC)のチームと行商人たちの間で衝突が発生した。

取り締まりは午後1時頃に始まった。DSCC執行治安判事のムド ナズムス ソエブ氏によると、その途中で行商人とそのリーダーたちが取り締まりを妨害したため、1人の身柄が拘束されたという。

歩行者のため、空けておくことになっている地下道の一部だが、ほとんどは道の両側に並んだ露店の商品で占拠されていた。

DSCCは人々が地下道を円滑に通行できるように取り締まりを実施したとソエブ判事は話す。

パルタン警察署の担当者ラフィクル イスラム氏によると、取り締まりの実施は移動法廷とDSCCの治安判事が携わり、警察は伴わなかったという。

行商人たちが取り締まりを止めようとしたため、取り締まりチームはリーダーの1人を拘束し、ナガールボボン(市長官邸)に連行した。

ラフィクル氏によれば、その後行商人たちはナガールボボン正面の道を封鎖したが、警察が5分で封鎖を解いたという。

行商人たちはナガールボボンに向かい、アンサール(自警団)と衝突を起こした。アンサールのメンバーは空に向けて発砲し、行商人たちを追い払った。

目撃者によれば、ナガールボボン前では1千人以上の行商人たちが取り締まり反対デモを行っていたという。

その後DSCCチームは地下道に戻り、周辺の歩道から違法店舗を撤去した。拘束されたリーダーは解放前に誓約書を書くことになった。
DSCCのサイード ココン市長はデモ後に現地を訪問し、記者たちに対し、歩行者のために歩道を空けるよう高等裁判所から指示があり、市はそれに従ったと話した。

撤去の取り締まりを妨害しようとした者には当局が厳しく対処する。ココン市長は補足した。

The Daily Star Oct 28 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/move-clear-footpath-faces-resistance-1305364

翻訳:長谷川 
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