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ディナジプール(Dinajpur)県とナオガオン(Naogaon)県の農家は困っている。各村のアマン米田んぼでは収穫前に、大規模な虫害を受けたためだ。
この大規模な虫害は、今年の生産目標達成についての懸念を農家に植え付けた。
2県の被害農家によると、害虫は2週間後に収穫を控えた稲を台無しにしているという。
農業普及局(DAE)の職員は、状況は統制下にあり、虫害は深刻でないと主張した。
だが地域の農家によればアマン米はトビイロウンカの被害を受け、市場で手に入る農薬では効果が無いという。
ディナジプールDAEの職員によると、今年は県内各郡の25万6570ヘクタールにアマン米が作付けされた。
「今年は過剰な供給制限や降雨不足の影響で、シーズンを通して灌漑が混乱しています」
ディナジプール県サダール郡(Dinajpur Sadar)ボルトイル(Boltoil)地区の農家アジザール ラーマンさんは話す。
そしてトビイロウンカの襲撃で収穫の希望は打ち砕かれたと、アジザールさんは顔を曇らせた。
一方、ナオガオン県ニアマトプール(Niamatpur)郡シェールバリ(Sherbari)村の農家アブドゥール ラーマンさんは、1週間前に5エーカーの農地がトビイロウンカに襲撃され、作物の20%がダメになったと怒りをぶちまけた。
DAEのアミール アブドゥッラー モハンマド ワヘドゥッザマン氏によれば、農業局では農家に対し、虫害と闘うとともにパニックにならないよう、農薬の使用についての助言を行っているという。
The Daily Star Oct 31 2016
http://www.thedailystar.net/country/pest-attack-ahead-aman-harvest-worries-farmers-1306813
翻訳:長谷川
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