加工食品輸出成長

加工食品輸出成長
出稼ぎ労働者の居住地であるアフリカや中東で、バングラデシュの加工包装済み食品の需要が急激に伸びていると業界関係者は話した。

最低9社が中東やアフリカ諸国、フランス、イタリア、ドイツ、イギリスなどのヨーロッパ諸国に、菓子類や飲料の食料製品を輸出している。

企業はプラン、サジーブ、ACI、アリンフーズ、パーテックス、グローブソフトドリンクス、ボンベイスイーツ、スターラインフードプロダクツ、アキジフーズだ。

これらの企業は2015~16年の会計年度、合わせて約200億タカ(264.2億1円)を輸出で稼いだ。プラン単独で4分の3の140億タカ(184億9391万828円)を占める。

サジーブグループ会長で取締役社長のMHハシェム氏によれば、同社の輸入成長はこの10年、年間に40~50%だったという。

サジーブは約50ヶ国に輸出し、総収入の4分の1を稼ぐ。

プランは40のアフリカ諸国、全中東諸国、インド、マレーシア、オーストラリア、イギリス、フランス、イタリア、アメリカを含む130ヶ国に輸出している。

「新しい市場から定期的に輸入の要請を受けています。海外の顧客は我が社の製品の進歩を目にして喜んでいます」
プランの輸出責任者ミザヌール ラーマン氏は話した。

アフリカ市場で高価な自社製品は売れないだろうということを肝に銘じ、プランは自社製品を開発しているという。

プランは毎年、世界中の40の食料品博覧会に参加している。その博覧会から新しい買い手と契約するだけでなく、ほかの国の製品から学ぶとラーマン氏は補足した。

バングラデシュで最も古い企業の1つボンベイスイーツも、輸出市場への参入を大幅に加速しているとサリム S ジヴァニ取締役は話した。

最近ボンベイスイーツは中東諸国とアメリカに輸出している。

先月この企業はアフリカ市場から多数の問い合わせを受けた。

「問題はアフリカ諸国が我々の製品を割り増し価格で買いたがらないことです。彼らは品質がどうであれ、より安い価格で製品を買いたがります」

ジヴァニ取締役によると、ボンベイスイーツの工場は最近アメリカ食料医薬品局(USFDA)の検査を受けたという。

「彼らは我々の工場と製品の質を見て喜んでいました。ひとたび認可されれば、われわれはアメリカ市場へ輸出できるようになります」

グローブソフトドリンクスはマレーシア、シンガポール、モルディブ、中東諸国を含む35ヶ国に輸出している。ラヒムル イスラム ブイヤン輸出部門長は話した。

グローブは昨年、約15億タカ(19.8億円)を輸出で稼いだという。

ACI関連のACIコンシューマーブランドの輸出も急激に成長している。

「今年我々は昨年の2倍、3億タカ(3.97億円)の輸出を目指しています」
ACIコンシューマーブランドのムキル ウディン アメド ディ副部長(輸出担当)は話した。

バングラデシュ/The Daily Star Nov 02 2016
http://www.thedailystar.net/business/exports-processed-food-the-rise-1308166
翻訳:米澤 
#バングラデシュ #ニュース #加工食品 #輸出