大雨で稲に大損害

大雨で稲に大損害
バングラデシュ湾岸部を襲った低気圧による大雨と風は、ポトゥアカリ(Patuakhali)、ボルグナ(Barguna)、ボラ(Bhola)、ジャロカティ(Jhalakathi)県沿岸部のアマン水田に甚大な被害をもたらした。

ボリシャル管区全6県合計9万ヘクタールのアマン水田で被害があり、特にポトゥアカリ、ボルグナ、ボラの6万7千ヘクタール以上のアマン水田がひどく損傷した。ポトゥアカリ特派員が報告した。

地方気象台では金曜日午前6時から日曜正午まで、108.6ミリの降雨量を記録した。

ポトゥアカリで損害を受けた水田は合計21万340ヘクタールのうち3万2千ヘクタール、ボラでは18万3065ヘクタールのうち2万ヘクタール以上、ボルグナで9万9850ヘクタールのうち1万5千ヘクタールあった。農業普及局の担当者が話した。

昨日特派員はポトゥアカリサダー(Patuakhali Sadar)郡バダルプール村の水田で、雨によって倒伏した多くの稲を見かけた。

地元品種は来月登熟するが、高収量のアマン稲はすでに登熟していたので、農家の損失はかなりのものだろう。DAEのMd ナズルル イスラム マツブボー次長は話した。

ボリシャル管区全6県では水田73万3298ヘクタールでアマン栽培しているが、合計9万ヘクタールが被害を受けた。ボリシャル農業普及局のツシャー カンチ ソモッダー次長は話した。

DAEのすべての関係者と職員は低気圧による被害に対応するため、休日はすべてキャンセルになったとソモッダー次長は補足した。

ジャロカティ特派員レポートによると、低気圧による大雨と風は県内の広大な地域でアマン稲をなぎ倒したという。

県内のほとんどの農家は自然災害により、多かれ少なかれ損失に直面するだろう。ジャロカティ農業普及局のシェイク アブ バカル次長は教えてくれた。

記者はボリシャルークルナ高速道路沿いに数百エーカーに渡って広がる水田を訪れた。そして水の中に倒れたアマン稲を見た。

「多くの農家が、風や雨によって水田に被害があったと私に教えてくれました」
ラジャプール(Rajapur)郡農業官Md リアズ ウッラ バハドゥール氏は話した。

「水田のアマン稲は今、泥の上に横たわっています。これはそのうちネズミや様々な虫に攻撃されるでしょう」
ラジャプール郡モノホルプールの農家アル アミンさんは肩を落とした。

「すべての稲が壊れ、地面に落ちました。私は莫大な損失に直面しています。苗を植えるとき借りたローンの返済が心配です」
ラジャプール郡インドラスパシャの農家ココンさんは大きく息を吐いた。

ジャラカティ、ナルシティ、ラジャプール郡の農家は口々に、自分たちも同じ運命に直面していると話した。

「県内4郡2万2千ヘクタールの土地にアマン苗を植えました。そのうち10%ぐらいが損傷したでしょう」
普及局の次長は話した。

バングラデシュ/The Daily Star Nov 07 2016
http://www.thedailystar.net/country/rain-wreaks-havoc-paddy-1310713
翻訳:吉本
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