アジア開発銀行の2016年のデータによれば、バングラデシュはアジアで最も森林が少ない国の一つだという。
バングラデシュの森林面積は国土全体の11.2%で、インドやモンゴル、パキスタンと並び、最も森林が少ない国の一つに数えられる。ANNがデータに基づいて報じた。
アジアではラオスが国土面積に対する森林割合が92.1%と最も高く、ブータン(81.5%)、ブルネイ(79.7%)、韓国(63.7%)と続く。マレーシアやインドネシアも森林の割合は高い。
報告によると、インドの森林は国土の24.1%にすぎないという。
パキスタンは悲惨な状況で、森林に覆われている面積は国土のわずか1.9%だ。
面積で言えば中国とインドネシア、マレーシアがアジアにある森林の半分以上を占める。
中国の森林面積は国土の24.8%、インドネシアは62.7%、マレーシアは67.6%だ。
中国が木製製品の大手輸出国で木製パネル生産で世界一である一方、インドネシアやマレーシアは熱帯木材の生産で最大手だ。
国際連合の食糧農業機関(FAO)が主導した世界森林資源調査2005による最新報告では、世界全体で陸地の30%を森林が覆っているとされる。
だが報告によれば、世界では毎年ブータンとフィジー、ブルネイ・ダルサラームの合計と同等の面積(もしくは毎日200平方キロメートル)の森林が失われているという。
バングラデシュ/Prothom Alo Nov 07 2016
http://en.prothom-alo.com/environment/news/128073/Bangladesh-one-of-Asia%E2%80%99s-least-tree-filled
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #森林 #面積
関連