毎年開催される1週間の税フェアは納税者の大きな反応を得られた中、昨日閉幕し、歳入庁は212億9千万タカ(282億3千万円)の税収を記録した。
収税額は昨年の金額を5％上回った。
歳入庁は昨日、納税申告書提出数とサービス受益者数は昨年の記録を上回ったと発表した。
フェアでは19万4千件の申告書が提出され、昨年の提出数16万1千件を上回った。
サービス受益者数は92万8千人に増加し、これは歳入庁が税フェアを開始して以来最多人数だ。
フェアは首都ダッカ(Dhaka)と31郡を含む13県で実施された。
歳入庁は昨日の納税者の来場数は特筆に値いすると発表した。さらにバングラデシュの発展のために税金を支払う納税者たちを称賛した。
「かつての人々は税を恐れていました。ですが歳入庁は税フェアの開催を通じ、税文化を形成することができました」
議会による財務省常設委員会のムハンマド アブドゥール ラッザク議長はダッカで開かれたフェアの討論会で話した。
歳入庁が企画する税フェアは今年で7年目で、フェアは税関連のあらゆる形態の支援や、申告書を提出した納税者に対し、その場で受領書の発行を行う。今年のフェアは各管区の中心都市で7日間、64県で4日間、29郡で2日間開催され、税制の遵守と現在はまだ狭い税収網の拡大を推進している。
現在は約130万人の納税者が申告書を提出しているが、これは人口の1％以下の数字だ。
だが歳入庁はより多くの人々を税収網に組み込むため様々な取り組みを行い、現会計年度の開始以後、納税者登録数が増加したと収税官たちはいう。
AMA ムヒト大臣は税フェアの開幕で、登録納税者数は現会計年度の終わりまでに約11％増、250万人に達するだろうと話した。
歳入庁によれば、6月末時点の登録納税者数は198万人だった。
ダッカでは、歳入庁はアガルガオン(Agargaon)に建設中の同庁本部でフェアを開催した。
新規納税者識別番号の発行数は3万6853件に達し、昨年から70％の増加となった。
納税者が申告書の管理や提出をオンラインで行えるようにするため、歳入庁は先週電子ファイリングシステムを立ち上げ、納税者識別番号と国民IDの写しをフェアに持って来た人に対し、アクセスIDの発行を開始した。
電子ファイリングシステムにアクセスするため、現在まで5780人の納税者にユーザーIDとパスワードが発行された。
2万人ほどの納税者はフェアの電子ファイリングブースでサービスを受けた。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 08 2016
http://www.thedailystar.net/business/tax-fair-pulls-huge-responses-1311358
翻訳：長谷川
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