ヒマラヤにほど近い北部国境地域のラルモニルハット県では、冬が近づくにつれ、人々の苦しみは増していく。特に夜や早朝はなおさらだ。彼らの殆どが暖かい服を持っていないからだ。
彼らは暖かい服を買う余裕がないため、政府や非政府組織(NGO)の助けを待たなければならない。
ラルモニルハットサダール(Lalmonirhat Sadar)郡シャヒタリ(Shahitari)村の日雇い労働者サヘラ ベグムさん(35歳)によれば、サヘラさんと2人の子どもは夜から朝まで、寒さで苦しんでいるという。
カルマティ(Kalmati)中州(チャー)村の日雇い労働者アフタブ ウディンさん(52歳)は、5人家族の中で唯一の稼ぎ手だ。1日150タカ(200円)の稼ぎは家族のために使い、暖かい服を買うお金はないとアフタブさんはいう。
チャーボワルマリ(Char Bowalmari)村のバディアール ラーマンさん(67歳)は家族を物乞いで養っているが、ここ数日間の寒波のせいで朝は外出できないと話した。
ラジプール(Rajpur)ユニオン議会のモファッザル ホサイン議長によると、ユニオン内の中州地帯に住む多くが暖かい服を求め、モファッザルさんの家や事務所へ毎日やってくるという。
県の救援復興担当官のイドリス アリさんは、暖かい服を可能な限り早く配布することを求める文書を関係省庁に送ったと話した。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 08 2016
http://www.thedailystar.net/country/cry-winter-clothes-1311154
翻訳:長谷川
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