食品価格の上昇を背景に、10月の物価上昇率は4ベーシスポイント(*)増の5.57%になった。
10月の消費者物価上昇率は、2016-17会計年度の政府目標値5.8%以内にまだ納まっている。
バングラデシュ統計局のデータによれば、先月の食品価格上昇率は46ベーシスポイント増の5.56%だった。
だが食品以外の物価上昇率は61ベーシスポイント減少し、5.58%になった。
統計局の上級職員によると、米や野菜、塩、牛乳、乳製品、食用油、砂糖の価格上昇が、10月の食品価格上昇を加速させたという。
家具や輸送費用といった食品以外の価格も上昇したとこの職員は話した。
都市部の10月の物価上昇率は、9月の7.21%から6.87%へ低下した。
統計局のデータでは、都市部は食品の価格上昇率が6ベーシスポイント増加して7.09%になったが、食品以外の価格上昇率は79ベーシスポイント減少の6.63%になったとされる。
農村部の10月の物価上昇率は4.87%で、9月の4.63%から増加した。農村部の食品価格上昇率は9月時点の4.27%から4.89%へ上昇し、食品以外の上昇率は5.31%から4.83%へ低下した。
(*)1ベーシスポイント=0.01ポイント
バングラデシュ/The Daily Star Nov 11 2016
http://www.thedailystar.net/business/inflation-edges-oct-1312870
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #物価上昇率 #食品
関連