Ecnec320億タカ承認

国家経済会議(Ecnec)は昨日、"バングラデシュ地域内水上交通プロジェクト1"を320億タカ(434億円)で承認した。この計画はチッタゴン-ダッカ-アシュガンジ川経路で、乗客や商品輸送の行路の安全性を確実にすることが目的だ。

この承認はダッカのNEC会議室で開かれた、Ecnec委員長とシェイク ハシナ首相を議長にした今会計年度の第11回Ecnec会議でなされた。

会議後の報道陣への簡略的な報告で、計画省のAHM ムスタファ カマル大臣は966億3990万タカ(1311億5644万円)が絡む12プロジェクトを承認したと話した。
「425億5380万タカ(577億5259万円)は国庫から支出され、53億3080万タカ(71億9298万円)は、487億5530万タカ(661億6906万円)のプロジェクト補助金とともに、国家経済会議の基金から支出する」

承認されたプロジェクトのうち新規は9つ、3つが修正プロジェクトだ。

大臣はバンングラデシュ内陸水路輸送機関が、プロジェクト(チッタゴン-ダッカ-アシュガンジと接続する経路の浚渫と、ターミナルを含むその他の関連した建物の導入)を2024年6月までに実施すると話した。

プロジェクト補助金として政府は32億タカ(43億4293万円)、世界銀行は288億タカ(390億8640万円)を提供する。

このプロジェクトのその他の目的は、経路の航行の可能性を保ち、乗り物のスムーズな往復を確実にするための安全設備導入、それに伴うダッカ-チッタゴン河川ルートの現在の40時間から約10時間への移動、輸送時間の削減だと大臣はいう。

プロジェクトはダッカ(Dhaka)、ナラヤンガンジ(Narayanganj)、ムンシガンジ(Munshiganj)、シャリアトプール(Shariatpur)、ナルシジ(Narsingdi)、バラマンダリア(Brahmanbaria)、キショレガンジ(Kishoreganj)、チッタゴン(Chittagong)、チャンドプール(Chandpur)、ラクシュミプール(Laxmipur)、ボリシャル(Barisal)、ボラ(Bhola)県下で実施される。

プロジェクト作業はチッタゴン-ダッカ-アシュガンジと内陸河川の間の航行可能性を保つため、ダッカでの浚渫と維持浚渫の実施、ダッカシャシャンガットの乗客用新ターミナルの建設、ナラヤンガンジ、チャンドプール、ボリシャルの3ヶ所の乗客ターミナルの開発、パンガオンの貨物ターミナル、アシュガンジターミナルの建設を含む。

Ecnec会議はもう1つのプロジェクト"送電網による電力供給の効率性改善"に、概算支出で298億2380万タカ(404億7586万円)を認めた。2021年までの実施で、230キロボルトと132キロボルトの送電システムを通じ、27郡下で電力供給の効率性と信頼性を高める。

その他承認されたプロジェクトは以下の通り。
28億6750万タカ(38億9167万円)のジェナイダ-チュアダンガ-メヒルプール-ムジブナガル間の道路の改修(第1次修正)。
9億7000万タカ(13億1645万円)の19河川の警察署と兵舎の建設。
7億90万タカ(9億5124万円)のジャマルプール-マダルガンジ高速道路のPCグライダーブリッジ3本の建設。
91億タカ(123億5022万円)のタイタス・ガス田に位置する水源圧縮ポンプの建設。
32億4990万タカ(44億1066万円)のノアカリの洪水制御と排水システムの改善。
23億7260万タカ(32億2001万円)のカマルナッドの再発掘。
29億2070万タカ(39億6388万円)の現存の警察病院の近代化。
27億8120万タカ(37億7455万円)のパテンガでのBNAボンゴボンドゥ複合施設の建設(1次修正)。
11億5620万タカ(15億6916万円)のダッカのCMHの拡大と近代化(2期、1次修正)。

バングラデシュ/The Daily Star Nov 11 2016
http://www.thedailystar.net/city/ecnec-okays-tk-3200cr-shipping-scheme-1312837

翻訳:米澤 
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