早咲きカリフラワーの栽培はチュアダンガ(Chuadanga)県の栽培者たちに笑顔をもたらした。昨年は市場価格が低く損失を被ったが、今年は市場に高値で売り、良い収入を得られたからだ。
カリフラワーは1モーンド*につき1千タカ(1370円)から1200タカ(1650円)で売られている。昨年の価格は300タカ(411円)から400タカ(549円)だった。
チュアダンガサダール(Chuadanga Sadar)郡ガイドガート(Gaidghat)の農家アンワール ホサインさんは今年、20ビガ*の土地にカリフラワーを植え、1ビガあたり1万5千タカ(2万600円)の経費をかけたという。
アンワールさんは14ビガ分のカリフラワーを販売し、55万タカ(75万4千円)を稼ぎ、残りの収穫分からはさらに20万タカ(27万円)の稼ぎを期待している。
ベルガチ(Belgachi)のイスラフィル ホサインさんは5ビガの土地にカリフラワーを植えた。イスラフィルさんは特派員に対し、昨年は大きな損失を被ったが今年はカリフフラワーが幸せをもたらしてくれたと話した。
農業普及局(DAE)によると、今年は県内の1371ヘクタールで早咲きカリフラワーが植えられたという。カリフラワーの収穫量が良かったのは好ましい天気のお陰であるとも付け加えた。
ムルシガンジ(Munshiganj)県の野菜商人アラウッディン アーメド サガールさんは32モーンドのカリフラワーを仕入れ、需要の高いダッカ(Dhaka)で販売すると話した。
DAEチュアダンガ責任者のニールモル クマール デイ氏は、カリフラワーの栽培は農民に良い収益をもたらしたと話した。
*モーンド:アジアで使われる重量単位。国や地方によって差がある。約11~37・4キロ。
*ビガ:ビガは面積単位。地方によって差がある。1ビガは1/3~1エーカー。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 15 2016
http://www.thedailystar.net/country/fortune-smiles-chuadanga-growers-1314913
翻訳:長谷川
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