恵まれた天候と耕作地の増加のおかげで農家はアマン米収穫期、沢山の稲を袋詰めしている。 アマン米は国内の年間米生産量の38%を占める。 今シーズンは約2060万トンのアマン稲が生産され、去年の収穫高より2%高くなると国連機関は話した。2060万トンの稲から1360万トンの米が獲れる。
「これは価格の再上昇や持続的な政府支援による作付の増加、恵まれた天候による豊作などを反映しています」 FAOが最新バングラデシュ報告書で述べた。 予測はアマン稲の収穫が国内各地で始まった時点のもので、10月に記録した最高値からの下落につながった。 国内供給の締め付けた結果、米の小売り・卸売り価格は5ヶ月連続で急騰し、先月最高値に達した。 FAOはバングラデシュ国内価格警報を11月10日のウェブサイトに投稿した。 国連機関はバングラデシュに対し、価格警報レベルを'高い'に置いた。 バングラデシュ農業市場貿易企業局のデータによると、ダッカでは10月、低品質米の小売り価格が1キロ40タカ(55.4円)まで急上昇した。 価格は昨日1キロ37タカ(52.6円)まで下がった。 時期的な上昇圧力は主流のボロ米や傍流のアウス米の2016年の生産量減少が作用した。 FAOは国内価格警報で述べた。 「政府の買取りが少量にも関わらず、さらに上昇圧力を加えた」 別の価格上昇の圧力として今年の米輸入の減少があるとFAOは補足した。 公式発表によると、ボロ稲生産は2015年の記録をわずかに下回る2840万トン(米1890万トン)だった。耕作地の縮小や主に田植えの時期の低い国内価格に起因するという。 似たような低価格の原因は2016年にアウス米農作地が減少し、結果として前年より生産量が低下したことにあるとFAOはいう。 だがアマン米栽培シーズン中の恵まれた天候条件は田植えや稲の成長に恩恵をもたらした。 農業振興局(DAE)の予備データによれば、農家は今年のアマン米シーズン、前年より2%多い5億6930万ヘクタールで田植えをした。 DAE上層部も今季の豊作を予言していた。 FAO予測では2016年の稲生産量は5230万トンと見込まれ、わずかに去年を下回る。 穀物輸入も十分な国内資源と輸入関税の上昇による米輸入の減少で、今年は530万トンと6%減少する見込みだ。小麦粉の輸入は去年の440万トンに近いままだとFAOは予測する。 バングラデシュ/The Daily Star 16 2016 http://www.thedailystar.net/business/record-aman-yield-the-offing-1315246 翻訳:米澤 #バングラデシュ #ニュース #アマン米 #豊作
