バングラデシュ通信規制委員会(BTRC)は過去6ヶ月間で7561件の苦情を受けた。このうち28.92％はサービスの質への不満だった。
5月から10月の間、BTRCは携帯電話会社5社のサービスの質に関する苦情だけで2187件受け付けた。
これらの顧客からのフィードバックをもとに各社サービスを改善するため、BTRCは初めてとなる公聴会を、今日バングラデシュ工学研究所で開催する。
携帯電話会社各社はこの試みをBTRCによる嫌がらせと呼んで反対した。
不満を抱えた顧客1050人の登録があり、そのうち420人が公聴会に招待された。
「お客様の苦情の多くは同様のものですので、一部のユーザーのみを招くことにしました」
この問題に関係する職員は話した。
公聴会には携帯電話会社やBTRC、顧客の代表者が出席することになっており、2時間の集会の中で通話切断や音声通話、インターネットプランや価格について、それぞれの経験や意見を共有する。
BTRC関係者によると、苦情のほとんどは通話切断やネットワークサービス範囲の狭さ、各データパックの通話発信の失敗やその持続時間、価格だという。
だが利用者から携帯電話会社に寄せられた苦情件数は、BTRCに寄せられた申し立て件数よりもはるかに多いという。
BTRCは通話切断に対する補償を行うよう、数回にわたって携帯電話会社各社に要請したが、各社は通話切断率はBTRCの基準よりも低いと主張してこの指示を受け入れていない。
BTRCが承認した通話切断の許容率は2～3％だ。
今年7月、携帯電話会社各社はBTRCの圧力に従い、通話切断の保証を提供することに同意したが、1社が販促的提供を行っているのみだ。
BTRCは8月の指示で、携帯電話会社はプランの販促で提案内容と契約条件を同様の重要度をもって区別する必要があるとした。データ通信ではサイバー犯罪の増加傾向も示された。この大部分はフェイスブックに関連している。BTRCは過去6ヶ月間、サイバー犯罪について少なくとも1103件の苦情を受け付けた。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 22 2016
http://www.thedailystar.net/business/btrc-receives-7561-complaints-1318450
翻訳：長谷川
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