児童婚を止める大胆な手段

タンガイル(Tangail)県バサイル郡9学年の生徒は自身の児童婚を、地元機関の助けで止めた。

バサイル自治体地区パーボパラ村のシャヴァシュ チャンドラ シールさんの娘で、バサイルパイロット女子高校9学年のカルポナ シールさん(14歳)は学業を続けるため、大胆な手段を取った。

両親は娘の結婚を取り決め、昨日、儀式を行うための全ての準備を整えた。

以前カルポナさんは両親に、18歳になるまで結婚しないと話していた。だが両親と親戚は彼女の意見を無視し、結婚の日にちを取り決めた。

だがカルポナさんのそんな若い年で結婚はしないという決意は変わらなかった。

彼女は昨日、学校の試験に姿を見せたあと、友人2人とバサイル支援委員(AC-Land)のモハマド ナズラル アサン氏の事務所へ向かった。両親が取った強制的な手段を委員に話し、止めてもらうためだ。

委員はカルポナさんの両親を呼び、問題について尋ねた。

「最初カルポナさんの両親は彼女の年は18歳だと主張しました。その後、バサイルパイロット女子高校のアバル カシェム校長を呼び、15歳以下だと教えてもらいました」
ACのナズラル アサン氏は話す。

「両親は家の貧しさや、通学を続けさせてやることが出来ないことを私に話しました。私は校長にカルポナさんに無料で学校で勉強する機会を与えるようお願いし、校長は同意してくれました」
アサン氏は補足した。

児童婚を取り決めた罪で父親に禁錮7日間、罰金1千タカ(1421円)を課した。

カルポナさんの両親は18歳になるまで娘の結婚を取り決めないことを誓い、彼女を家に連れて帰った。

「私は児童婚の悪い影響や法的な対策を理解しています。なので政府役人に私の結婚を止めるよう、助けを求めたのです」
カルボナさんは話した。

バングラデシュ/The Daily Star Nov 22 2016
http://www.thedailystar.net/country/boldness-saves-her-early-marriage-1318516
翻訳:米澤
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