耕作地を洪水から守るため、ボルグナ県サダール郡(Barguna Sadar)の村人たちは自発的に堤防を築いた。
何年間も、関係当局の反応が一切無いことに業を煮やした村人たちは先週、自分たちの手で堤防を築き上げたのだ。
地元住人によると、毎年この季節にはパイラ川やカクドン川の塩分を含んだ水がヘウルブニア水路から溢れ、アムタリ(Amtali)、ウルブニア(Urbunia)、ダッキンヘウルブニア(Dakkhin Heulbunia)、ヘウルブニア(Heulbunia)の4村にある数千エーカーの農地に植えられている作物が水浸しになるという。
過去数年間、村人たちは郡自治体や地方行政技術局(LGED)に対し、水路に堤防を設けるよう何度か訴えたが効果はなかった。サダールユニオンのゴラム アハド ソハグ議長は話した。
他に選択肢がなかったため、村人たちは自力で堤防を作ることになった。
村人たちによると、先週、数千人が鋤を携えて自発的に土の切り出し作業に加わり、農地を塩水から守るためにヘウルブニア水路に長さ50フィートの堤防を築いたという。
問題については聞いているが、これは水資源開発庁の管轄だ。郡技師のシャクワト ホサイン氏はこのように話した。
バングラデシュ/The Daily Star Dec 07 2016
http://www.thedailystar.net/country/self-help-last-resort-1326352
翻訳:長谷川
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