児童福祉ゲーム”メーナ”

Bangladesh launches 1st-ever interactive Meena game. Photo: UNISEF

Bangladesh launches 1st-ever interactive Meena game. Photo: UNISEF

ユニセフバングラデシュはGoogleプレイストアを通じ、Android端末向けゲーム"メーナ(Meena Game)"を公開した。

"メーナ"は今後Apple端末で無料アプリとして入手可能になる。ユニセフバングラデシュ・ダッカ事務所が月曜日、発表した。

"メーナ"はユニセフの70周年記念として開発されたゲームで、紛争や危機、貧困、不平等、差別により、暮らしや将来が脅かされている数百万人の子どもに手を差し伸べるよう世界中に呼びかける。

アニメーションで描かれたキャラクターのメーナは、バングラデシュや南アジアでは子どもの権利の象徴として、とても良く知られている。

ユニセフによればこのゲームは子どもたちが娯楽を通じ、自分たちの福祉に関連する問題について学ぶ機会を生み出してくれるという。

"メーナ"は健康や栄養、教育、性平等、保護、災害対応に関係する一定の技能を学べるように設計され、子どもたちが特定の問題に対処する助けになる。

ユニセフバングラデシュ代表者のエドゥアール ベーグベデル氏は、メヘール アフロゼ チュムキ女性児童問題担当国務大臣やユニセフのジーン グーガンド南アジア事務所長と共に、ダッカ(Dhaka)の式典に出席した。

「我々は先人が為してきたことの恩恵を受けています。したがって我々や後任の方々には、ユニセフを継続するという大きな責任があるのです」
エドゥアール氏は話す。

ユニセフは戦後のヨーロッパや中国、中東の子どもたちを支援するため、国連総会で設立された。現在は世界最大の児童機関となり、190の国や地域でパートナーと共に活動を行っている。

子どもの発達では進展があったものの、およそ2億5千万人の子どもが紛争被害を受けている国で育ち、5千万人近くの子どもは故郷を離れている。

「世界には多くの事を必要とする子どもが非常に多くいます。全ての子どもに良い結果を届けるため、我々は改めて力を尽くしていきます」
ユニセフのアンソニー レイク事務局長は話した。

バングラデシュ/Prothom Alo Dec 12 2016
http://en.prothom-alo.com/science-technology/news/132425/Bangladesh-launches-1st-ever-interactive-Meena
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #児童 #福祉