Pedestrians, including a woman with a child on her lap, cross the Jatrabari and Sayedabad Bridge intersection in the capital amid oncoming traffic. Lack of underpass, streetlights and zebra crossing continue to expose them to accidents in the area. The photo was taken recently. Photo: Prabir Das
バスは方向転換し、たくさんの車やオートリキシャ、バス、リキシャは不規則に前後に移動する。これはジャトラバリ・サイダバッド橋交差点でよく見られる光景だ。何百人もの歩行者が危険が潜む道路を毎日を横断する。
「全方向を一度に確認できるよう、背中にも目があったらいいと思います」
ジャトラバリ・アイディアル学校9学年のモニルッザマンさんは、サイダバッド橋道路を渡ってからそう話した。
ラジャダニ・スーパーマーケットとジャトラバリ交差点の間には街灯がなく、日没後、さらに状況は悪化する。夜間には歩行者は、乗り物のヘッドライトを頼りにしなくてはならない。
ブラーマンチランに住むシャハナ カトゥンさんは、ジャトラバリ・アイディアル学校6学年の娘スマイヤさんに付き添い、毎日困難に見舞われる。
「乗り物の動きは不規則で、道路を渡る間はいつも心臓がドキドキします。1秒でも気を抜くと、死んでしまいます」
かつては両面通行だった道路は、ハニフ立体交差の工事により、ラジャダニ・スーパーマーケットからジャトラバリ間がが3つに分断された。現在、どの車線が空いているのか、歩行者が見分けるのは難しいと地元住民は話す。
そのうえ立体交差建設後、道路中心の立体交差の支柱横で乗客がバスを待つようになったため、隣接した小道が使用不可となった。さらに支柱は歩行者の視界を狭めた。
「乗り物の位置をあらかじめ判断するのはとても難しいことです…」
私立大学の学生のサイマム ハサンさんは話す。
以前ジャトラバリ交差点のサイダバッド橋と、歩行者用橋の近くに地下道があったが、立体交差工事のために取り壊された。
City and long-route buses move haphazardly under Mayor Mohammad Hanif Flyover at Sayedabad Bridge intersection, posing risk to pedestrians. Photo: Prabir Das
主婦のクルサム アクテルさんはデムラ・バウンド・レグナ(国内産旅客運送車)に乗るため、ジャトラバリ交差点を2歳の息子を抱えて走らなければならない。
「以前は歩行者用橋を使っていたため、チョウラスタ(ジャトラバリ交差点)を渡るのはもっと簡単でした。今は大変なだけでなく、危険になってしまいました」
クルサムさんは息を切らしながら特派員に話した。
ジャトラバリでは約20~25名の交通警官が、サイダバッド橋地域では4~5名が交通整理にあたる。
人々が危険にさらされていることを認めたジャトラバリ交差点の交通警備隊(TI)タリクル イスラムさんは、計画通りに道路工事が完了すれば、このようなひどい状態は起こらないだろうと話した。
TIのサイダバッド ムスタフィズル ラーマンさんは、危険を最小限にするため、横断歩道を渡るよう力説した。
「そうです。暗いので我々は任務を果たすのが難しいのです。さらに歩行者にとっても問題となっています」
街灯がないため、小さな事故や犯罪行為が起こっていると補足した。
南ダッカ市電力部門担当者のマフタブ ウディン氏は取材に対し、街灯を取り付けるためには1~2ヶ月かかると話した。
「高架道路によって変わってくるでしょうが、20フィートの高さの支柱に40~80ワットの電球が取り付けられます」
バングラデシュ/The Daily Star 13 2016
http://www.thedailystar.net/city/risky-crossing-puts-lives-peril-1329472
翻訳:米澤
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