WB、内陸水路に3.6億ドル

チッタゴン(Chittagong)-ダッカ(Dhaka)-アシュガンジ(Ashuganj)沿いの900キロ内陸水路回廊の接続性改善のため、政府は世界銀行と3.6億ドル(423億円)の借入れ契約を結んだ。

声明によれば、プロジェクトは国内で1番行き来がさかんな水路で、乗客や貨物の年間を通した安全性を確保するために行われるという。

バングラデシュ地域水路交通プロジェクト1は、貨物や乗客の移動時間や輸送費を減少させ、国や地域の貿易を押し上げることが期待されている。

また新ターミナルを建設し、ショドルガット(Sadarghat)、ナラヤンガンジ(Narayanganj)、チャンドプール(Chandpur)、ボリシャル(Barisal)にある既存ターミナルを改修する。

人口の少ない国内遠隔地域のため、水路が唯一の交通手段であるチャー(中州)14カ所に、船着き場や停車場が建設される。

ターミナルや停車場は警備や安全性、衛生状態を改善するため建設される。また女性利用者や老人、小規模商人の声を取り上げ、女性専用トイレや待合室を作る予定だ。

「内陸水交通は国内接続や地域連携を改善する重要な役割を果たすことができます。プロジェクトによって移動時間や運賃が減り、取引業者や輸出業者、乗客に利益をもたらすでしょう」
世界銀行のバングラデシュ、ブータン、ネパール担当のキオミ・ファン氏は話した。

プロジェクトは、バングラデシュ内陸水交通局の国際標準化や現代的な管理運営手段の採用、長期運用と財務の健全化を達成することに役立つだろう。

キオミ・ファン氏と、経済関係局(ERD)のモハマド・メジバフディン上級局長が、ERDで合意契約に署名した。

無利子や低金利で行う世界銀行国際開発協会の今回の融資は、猶予期間6年を含む返済期間38年、手数料0.75%で契約された。

バングラデシュ/The Daily Star Dec 22 2016
http://www.thedailystar.net/business/banking/wb-gives-360m-improve-waterway-connectivity-1333549
翻訳:米澤
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