10億ドルを呼び込む産業

10億ドルを呼び込む産業
投資や輸出により、数十億ドル呼び込める潜在力を持つ産業が、バングラデシュには32もあるとアナリストが話した。

だが大きな課題は国が潜在力をどのように活用するかだと、英国マリス戦略のジョセフ・ディヴァンナ社長は話した。

「新経済学的考察:バングラデシュの2030年とその先」と名付けた会議と並行して開かれた"バングラデシュにおける次期十億ドルの機会"という討論会で主旨発表した。会議はダッカ商工会議所(DCCI)が主催し、ダッカ(Dhaka)のラディソンホテルで開かれた。

バングラデシュ投資開発協会のカジ・M・アニムル・イスラム会長が討論会を進めた。

「32部門すべてが、バングラデシュの新たな10億ドル(1176億円)の投資機会になる可能性をもっています」
ディヴァンナ社長は話した。

この部門とは衣料品、農業、ITC、光工学、製薬、インフラ、冷凍食品、エネルギー、手工芸、陶器、観光、福祉などだという。

ディヴァンナ社長はさらに雇用機会創出、貿易の再検討、若い人材資本の動員、融資リスクの減少といったバングラデシュの未来を確かにすることのできるいくつかの対策を特定した。

ジュナイド・アーメド・パラクICT担当相は、バングラデシュは新たな投資機会を探している起業家にとって、儲かる投資先になると話した。理由はバングラデシュ政府の公約、サポート政策、財政的な奨励策、熟練した人材、必要なインフラ整備によるという。

さらにICTは2018年まで、輸出で10億ドルを稼ぐ部門となるだろうと補足した。

アペックスフフットウェアのサイード・ナシム・マンズール社長は、経済移行のため、2030年までバングラデシュの若年層の改革と登用の必要性を強調した。

昨年のバングラデシュ国民1人あたりの靴の利用は1足以下だった。それは靴業界が大きな潜在力を持っていることを示すという。

DCCIのフマユン・ラシッド副会頭は、光工学部門が次の15年間でかなり成長するだろうと話した。

何千もの仕事が、熟練または熟練一歩手前の人のために創出されるという。

さらに電子工学部門の輸出収入は、2016会計年度で5億1千億ドル(600億円)に上ったと話した。輸出目標は2030年までに90億ドル(1兆585億円)、2041年までに150億ドル(1兆7642億円)だという。

ハデエツラ・アル・マモーン商業局長は、政府が起業家に機会を創り出しているからこそ彼らは投資を行えると話した。

バングラデシュ経済は現在7%以上の成長を続け、政府はこの成長を持続させるため、様々な取り組みを行っているという。

Md・モシャラフ・ホサイン・ブイヤン工業局長は、バングラデシュにはICT、光工学、製薬、革製品、靴のような10億ドルの投資や輸出収入をもたらすことのできる多くの部門があると話した。

レナタのサイード・S・カイザー社長、バングラデシュ商工会議所連盟のMd・シャリフ・イスラム会長、外務省局長のクルシェド・アラム氏が、製薬や製薬材料、衣料品、生地、海洋産業の背後にある関連性について後ろにある結びつきについて話した。

バングラデシュ/The Daily Star Dec 22 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/32-thrust-sectors-could-fetch-billions-1333828
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニューース #成長産業