IoTは未来を担う

物のインターネット(IoT)は大きな可能性を秘めており、将来はインターネット世界の成長を牽引するだろう。ある報告書にこう記された。

IoTとは相互に関係付けられたコンピュータ装置群で、人対人や人対コンピュータの相互作用を要せず、ネットワークを通じてデータを送信することができる。

モバイルソリューションの世界的リーダー、マヒンドラコンヴィヴァは調査報告書“未来のビジネス”を発表した。この調査は世界のモバイル産業のオンライン通信拠点、モバイルワールドライブと共同で行われた。

調査によれば、回答者の75%はIoTが将来インターネット空間の成長を牽引すると答え、32%がスマートシティの開発が第5世代(5G)の最大の利用ケースになり、これにより世界中の都市が様々な種類のインフラや施設に接続できると答えた。

調査ではさらに、この戦略では、顧客経験管理も欠かせない部分になることが明らかになった。

業界マップ、モバイル決済、5G、コンテンツ、顧客分析、モバイルブロードバンドなど、様々な分野で操業している企業が調査対象になった。

デジタルコンテンツやモバイル金融サービスでは、モバイルデータ通信の需要増加が商機を加速させる。また各企業は5Gの将来を担っており、未来のビジネスを形作る上で大きな役割を持っていることは明らかである。
マヒンドラコンヴィヴァ最高経営責任者(CEO)のマノランジャン・モハパトラ氏は調査についてそうコメントした。

「次のレベルの産業変革に繋げるため、我々は各企業の将来に対する準備を促進するよう動いています」

各企業が投資を始めたり、人々が現在進行している変革にどのように対処するかを監視するソリューションに興味を移す可能性は高い。

予言的、記述的、かつ規範的な分析のお陰で、回答者の63%は顧客経験に対する先見的な投資を予測している。

調査によれば、モバイル決済の世界では明白な勝者はいないとされる。この分野では数々の断片が出現し、技術が進化を続ける以上、大衆の金融受け入れが鍵となる恩恵で、優先事項であり続けるに違いない。

報告書はモバイルサービスが提供できる大規模な付加利益を考慮し、世界規模での大衆の受け入れを真に達成するため、モバイルブロードバンドがより手頃なものになる必要があると強調する。

各企業は入手性や資本支出(CAPEX)、運営支出(OPEX)に関連する問題、顧客保持、データ通信の商機を活かすための包括的戦略といった課題に対処するため、それぞれの戦略を改善する必要がある。

バングラデシュ/The Daily Star Dec 26
http://www.thedailystar.net/business/internet-things-order-the-day-1335547
翻訳:長谷川
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