ダッカ(Dhaka)のボンゴボンドゥ国際会議場で、日曜日まで5日間開催されていたバングラデシュ不動産住宅協会(REHAB)の商談会で、不動産仲介業者はアパートや土地、商業用地など、143億3千万タカ(212億7千万円)の購入予約や約束を取り付けた。
主催のREHABによると、アパート520部屋(41億6千タカ:61億8千万円相当)、土地145区画(7億2500万タカ:10億7千万円相当)が予約されたという。
加えて、商業用地14カ所2億8千万タカ(4億1500万円)も予約された。昨日のREHAB発表によれば、不動産購入予約は91憶7千万タカ(136億円)だったという。
商談会最終日はクリスマスで祝日だったため、多くの人が会場に足を運んだ。
およそ2万5千が来場した。REHABによれば、商談会の来場者数や見込み購入者数は、昨年よりもずっと多かったという。
買い手を惹きつけるため、参加企業は値引きを持ちかけた。仲介業者によると、見込み購入者のほとんどが小型から中型のアパートを探していたという。
仲介業者は175区画に、それぞれの物件やプロジェクトを展示し、良い反応を得たという。
REHABによれば、来場者の大部分は下位中所得層もしくは中所得層で、小さなアパートを探していたという。
商談会には住宅部門で活動している金融機関も参加し、来場者に対して追加特典を提示した。
「今回は大きな反応がありました。来場者数は我々の予想を上回りました」
REHABメディア委員会のカマル・マームード共同委員長は話した。
不動産業界は一時期急成長を遂げたものの、2012年からは政治的不安定や圧迫的な銀行貸付、株式市場の下げ相場、ガスや電力供給の不十分さなどが原因で、苦しい時期を過ごしていた。
だが最近の政治的安定や価格に伴い、バングラデシュの不動産業界は今年返り咲きを遂げるかもしれないと、数々の住宅業者は話した。
バングラデシュ/The Daily Star Dec 27 2016
http://www.thedailystar.net/business/realtors-get-tk-1433cr-bookings-rehab-fair-1336006
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #不動産
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