.bangla発足

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シェイク・ハシナ首相は昨日、アドレスが.banglaで終わる待望のインターネットドメインを公式に立ち上げた。

今日から国営バングラデシュ・テレコミュニケーションズ・カンパニーLtd(BTCL)が運営する.banglaのサイトの設立や使用が可能になり、同社がドメインラベルの技術に関する連絡先となる。

ハシナ首相は昨日、首相官邸(ゴノボボン)で行なわれた式典で、3カ月前、インターネット・コーポレーション・オブ・アサインド・ネームズ(ICANN)がバングラデシュに許可した.banglaドメインを立ち上げた。

バングラデシュのICANNドメインは2003年以来.bdで、3万6500サイトがすでに使用している。.banglaは昨年の10月4日に追加された。

例えば.UKの付いたウェブサイトが英国に所属するように、このドメイン名は国内のウェブサイトを確実に認識しやすくする。

インドの西ベンガル州とシエラレオネ(公用語の一つがベンガル語)も.banglaドメインを要求しているが、彼らは別のドメインラベルを受け取るだろう。.banglaはバングラデシュ独自のユニコードのドメインラベルである。

ハシナ首相は式典で、新たなドメインがICTビジネスの増加をもたらすことへの期待を示した。

「デジタルバングラデシュを批判した人たちも、.banglaドメインを使うようになるでしょう」

タラナ・ハリム通信担当国務相も昨日の式典で発言した。ハサヌル・ハック・イヌ情報相、ヌルル・イスラム海外居住者福利厚生・海外雇用者相、シャジャハン・カーン船舶相、マジブル・ホック鉄道相、首相顧問のHTイマム氏とイクバル・ソブハン・チョードリー氏らが出席した。

就任時、.banglaドメインを約束し、1年以上の取り組みの末に実現した。新しいドメインにより、国民がベンガル語でインターネットを使いやすくなり、バングラデシュのイメージが世界で高まるだろうと、タラナ国務相は式典終了後に話した。

BTCLの担当者は、今日からドメインの申請受付を開始すると話した。登録費用は国有携帯電話事業者のテレトークを介して徴収され、客はオンライン上で.banglaのドメイン名を得るための手順を完了できるという。

"thedailystar.net"のようなドメイン名は、元々アスキー文字(標準規格として広く普及している「ASCII」に含まれる文字)をサポートするように設計されていた。2003年、ほとんどのユニコード文字をドメイン名で使用できる仕様がリリースされた。現代のあらゆるブラウザーやメールアプリケーションはこれをサポートしているため、人々が母国語でリンクを使用することを可能にする。

そのためユーザーはブラウザーにベンガル文字でbtcl.banglaと打ち込むだけで、BTCLのウェブサイト(www.btcl.com.bd)へ飛ぶことができる。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 01
http://www.thedailystar.net/backpage/pm-launches-bangla-domain-1338583
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #新ドメイン #.bangla