ベンガル語のソフト開発

ベンガル語をよりコンピューターで利用できるようにするため、政府はソフトを開発する。

政府の財源から出資する15.9億タカ(23億円)のプロジェクトは、16のソフト開発を助け、人材を育てるための研修やワークショップを開催する。

ソフトはあらゆる音声や文章のコンテンツを英語からベンガル語へ訳し、さらには視覚障がい者のため、文章を音声変換する。バングラデシュ・コンピューター協会(BCC)のSM・アシュラフル・イスラム会長が話した。

BCCはプロジェクトを2019年6月までに実施する。だが高性能なベンガル語コンピューター処理ツールを手にするまで5~6年はかかるだろうと、イスラム会長は話す。

計画省の案によると、プロジェクトはベンガル語をICTに対応する言語に標準化し、ベンガル語でのコンピューター処理のためのツールや技術、コンテンツを開発することを目的とする。

あらゆるベンガル語方言を取り込むことができるこのソフトは、さらに視覚障がい者が文章を読んだり、書いたりすることを可能にするという。

このプロジェクトは昨日、国家経済会議実行委員会(Ecnec)で承認された。

「ベンガル語は世界にある7千言語のうち、7番目に多く話されている言語です」
そのためハシナ首相はベンガル語をより豊かにするための取り組みを始めたと、ダッカ(Dhaka)で開かれたEcnec会議後、AHM・ムスタファ・カマル計画相は話した。

会議では道路建設や補修、管理用の機械購入に、58.6億タカ(87億円)が充てられるプロジェクトも承認された。総額のうち47.2億タカ(70億円)は、インドから長期低利貸付で賄われる。

会議はさらに、国内の主要な郡に消防・民間防衛事務所を156カ所設置する125.8億タカ(187億円)のプロジェクトの1次修正案を承認した。

2012年に採用されたとき、このプロジェクト費用は88.9億タカ(132億円)だった。財務省は機械や建設資材、土地の価格急上昇によるプロジェクト費用の増加を非難した。

昨日のグルシャン市場の火事に関連し、高層ビルの近隣に水源を作るよう、首相が各省庁に指示したと計画相は話した。

Ecnecは昨日、プロジェクト計6件、247.5億タカ(369億円)を承認した。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 04 2017
http://www.thedailystar.net/business/tk-159cr-project-make-bangla-computing-friendly-1339846

翻訳:米澤
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