インドと船舶輸送開始

インドと沿岸船舶輸送協定に基づいて運航した最初のバングラデシュ国籍船が、1月1日、チッタゴン(Chittagong)港に帰港した。

ヒンドゥー・ビジネスライン紙によれば、MVシャマイエル号は、2016年12月29日にインドのオリッサ(Orissa)州パラディプ(Paradip)港に寄港し、空コンテナ149個のうち91個に海綿鉄を積載して帰途についたという。

船はシーウェイズ船舶物流株式会社が運航した。

同社が請け負う事業領域には、工場渡し後の内陸運送や船舶手配、荷物の積み下ろし、船舶輸送請負、チッタゴン港から最終目的地までの配送が含まれる。ヒンドゥー・ビジネスライン紙は、同社が月曜日にハイデラバードで行った新聞発表を引用して報じた。

従来インドからのコンテナ輸送はシンガポールやコロンボの港を経由していたが、このやり方では輸送時間や輸送コストが余分にかかっていた。

沿岸船舶輸送協定により、インドとバングラデシュの両政府は互いの船舶を自国の船舶として扱えるようになり、両国の港の間で直接荷物をやり取りすることが可能になった。

輸送時間は2週間以上短縮され、これまで運送業者が中継港に支払っていた費用も削減できると、ヒンドゥー・ビジネスライン紙は指摘する。

バングラデシュ/Prothom Alo Jan 10 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/135471/Indo-Bangladesh-coastal-shipping-now-operational

翻訳:長谷川
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