特区に投資を呼び込む

バングラデシュ経済特区庁(Beza)は、民間部門の経済特区開発を促すため、チッタゴン(Chittagong)の投資促進についてのセミナーを本日開催する。

チッタゴンとコックスバザール(Cox's Bazar)の経済特区への投資促進セミナーは、ラディソン・ブルー・チッタゴンホテルで開催される。

Bezaは製造業と加工業の第一の投資先として、ミルサライ特区とフェニ特区に焦点を当てる。

中国企業向けで、2年以内に整備が完了するチッタゴンのアノワラ特区のプレゼンが行われる。

この特区は外国投資約10億ドル(1141億円)と、10万人の雇用創出が期待されている。

政府間の取組みの下、特区を整備する中国港湾工程会社のバイ・ヤンチャン副社長がプレゼンテーションする。

この特区は中国の投資家にとって産業の飛び地となり、チッタゴン地域の社会経済状況を変え、国の経済成長に貢献することが期待されると、Bezaは話す。

コックスバザールの観光専用特区サブラング(Sabrang)とジャリアーディプ(Jaliardip)は、将来の観光地や娯楽地として注目される。この特区は開発者と投資者、どちらにも投資機会が開かれると、Bezaは話した。

住宅公共事業相のモシャラフ・ホサイン氏がゲストとしてセミナーに参加する。

経済区とは、他とは異なる特別な経済的規制がある国内の指定地域をいう。

経済特区に工場を設立することで、起業家は省庁からの税の優遇措置を含む様々な恩恵を受けることができる。

Bezaは2030年まで、100の経済特区の設立に向けて動いている。それにより1千万人の雇用が創られ、400億ドル(4兆6千億円)に上る製品とサービスが生産されるという。

経済特区設立のため、国内の74カ所が認定された。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 15 2017
http://www.thedailystar.net/business/govt-moves-attract-investment-ctg-economic-zones-1345594
翻訳:米澤
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