通信規制委員会は携帯電話の輸入条件を緩和した。これにより携帯電話の価格を下げ、質を向上させると、輸入業者は話した。
この決定に従い、携帯電話輸入に対する通信規制委員会の承認は6カ月間有効となる。
現在輸入業者は、3ヶ月間だけ有効の同意書(NOC)を受け取るという厳しいスケジュールになっている。業界関係者は話す。
委員会はバングラデシュ携帯電話輸入協会(BMPIA)からの申請に応じ、最近行われた会議で決定した。バングラデシュ通信規制委員会(BTRC)のMdサルワール・アラム委員長は話した。
この変更が部門全体を押し上げることを確信していると、アラム委員長。
2015年、バングラデシュは2710万台、5.06億ドル(571億円)分の携帯電話を輸入した。2016年の輸入は2900万台、5.4億ドル(610億円)を越えると、BMPIAは予測する。
輸入業者は、貨物輸送にもっと時間がかけられるようになるので、さらにコストは下がるだろうと話す。
「私たちは主に中国にいる携帯電話組立て業者と商談する時間をより取るでしょう。また品質向上のため、研究開発にかける時間も増えます」
BMPIAのレズワヌル・ホック事務局長は話した。
現在は90日間という厳しいスケジュールのため、携帯電話の90%以上は空輸されている。それが価格を上昇させていると、ホック事務局長は補足した。
これまでは締め切りに間に合わなかった場合、企業は新しいNOCを取得しなければならなかった。これでは時間がかかり、運用コストも上昇する。
「新しいNOCにより、船で携帯電話を輸入することができます。輸入コストが削減できるため、最終的にはエンドユーザーに利益をもたらすでしょう」
輸入業者シンフォニーのホック取締役は話した。
携帯電話輸入は毎年5?10%増加している。スマートフォン輸入は年に40%増加しているが、ベーシックなものやフィーチャーフォンはまだ市場に多く出回っている。
通信規制委員会によると、BTRCに登録された輸入業者は約850社だが、そのうち108社だけが携帯電話の輸入に従事しているという。
バングラデシュ/The Daily Star Jan 18 2017
http://www.thedailystar.net/business/regulator-eases-rules-handset-import-1346848
翻訳:吉本
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