Prantik Supermarket in Gabtoli — one of the markets prone to collapse. Photo: DNCC
北ダッカ市(DNCC)は、崩壊や火事の恐れがあるため、12カ所の市場周辺の全ての違法建造物を解体する。
DNCCは記者会見でこれらの映像を映し出したが、すぐにできる問題解決策は何もない。
「分かりません。すぐの解決策はありません」
北ダッカ市のアニスル・ハック市長は話した。
DNCCは店主らを同席させ、グルシャンの庁舎で会見を開いた。
2013年のラナ・プラザ事故後、DNCCはバングラデシュ工科大学(BUET)の技術支援により、市営市場の脆弱性を調査した。その際、12カ所の市場に崩壊の危険があるという報告書が提出された。
BUETはさらにグルシャン・カッチャ魚市場(北)、モハマドプール・タウンホール・プッカ市場、アミンバザール・トラック基地の3カ所の使用制限を提案した。だがこれらはまだ営業している。
多くの建物が許可なしに階数を増やし、市場の寿命を縮めていると、アニスル市長はいう。
「我々が違法占拠された場所を取り戻そうとすると、いつも店主という障害に直面するのです」とアニスル市長。
解決策を見つけ出すため、全ての関連団体との調整会議を行うという。改築、再建のため、店主たちを更生させる必要があるが、それは簡単ではないと市長は話した。
BUETによると、グルシャン・キッチン市場(北)、グルシャン・プッカ市場(北)は大規模な改修、改築、部分解体の必要がある。キルガオン・スーパーマーケット、キルガオン台所市場、カルワンバザール・アロット・バーバン、カルワンバザール第1バーバン市場、カルワンバザール台所市場、カルワンバザール第2バーバン市場、モハマドプール・タウンホール市場、ガブトリのプランティク・スーパーマーケットは改修と改築の必要があるという。
BETUチームが大規模な改修、改築、部分解体を提案していたグルシャン・キッチン市場(北)は、1月3日、火事により崩壊した。
バングラデシュ/The Daily Star Jan 18 2017
http://www.thedailystar.net/city/dncc-demolish-illegal-structures-12-markets-1346944
翻訳:米澤
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