自分たちで堤防修理

自分たちで堤防修理
バングラデシュ南部ジャロカティ(Jhalakathi)県ラジャプール(Rajapur)郡パラットでは、ビシュカリ川侵食を止めるため、代替手段を見つけることのできなかった村人たちが自らの手で1キロの堤防を修理することにした。

何度も呼びかけたにも関わらず、関係当局は堤防の損傷個所を修理してくれなかったと、地元の人たちは口にした。

村人たちは損傷した道路を修復するボランティアにも従事した。

ビシュカリ川は年中この地区を侵食していると、村に住むアラムジル・シャリフさんはいう。

地区の親切な人が資金を調達し、今月初めから堤防の修理作業が始まった。

アラムジルさんは今月中に作業が終わることを期待している。

修理が終われば漁師たちを中心に、少なくとも200世帯が恩恵を受けるという。

修理を終えたあと、道路が使えるようになることは大きな喜びだと、村人のマリー・アクターさんは話した。

「生活向上のため、みんなでこの作業をすることで、私は大きな喜びと心の平和を得ることができます」
村で幼少時代を過ごしたダッカのビジネスマン、シャハダッド・ホサイン・カジャルさんは話す。

河川の堤防建設プロジェクトは上位当局へ送られたが、今回、この地区はプロジェクトに入っていない。次回、この地区が入るだろうと、ジャロカティ水開発局のザキール・ホサイン技師長は話した。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 24 2017
http://www.thedailystar.net/country/villagers-volunteer-repair-dyke-jhalakathi-1350067
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #堤防修理