シェイク・ハシナ首相は、すべての初等・中等学校でボーイスカウト活動を増やす必要性を強調した。政府はバングラデシュのスカウト活動について、効果的で持続可能な支援措置を取る準備を整えたという。
首相はゴパルゴンジ(Gopalganj)のマニクドゥ住宅地区で開かれた、第11回国際ローバー(スカウト)ムートの式典に出席した際、初等・中等教育省がスカウト活動を拡大する措置をとることを望んだ。
「各教育機関には少なくとも2つのカブスカウト、ボーイスカウト、ローバースカウト団を設置したいのです」
首相はスカウトリーダーたちに、標準に近づけるとともに、スカウト数を増やすよう促した。
現在、国内に150万人のスカウトがいるが、2021年までにその数を210万人に増やしたい。スカウトは水や電気、ガスなどの無駄のない使用について、国民に動機づけを行うべきだと、首相は提案した。
“平和な生活、発展した国”がテーマのローバームートは、Saarc(南アジア地域協力連合)やアジア・太平洋地域のローバースカウト約1万人を集めて開かれた。
ガールスカウトの参加者を増やし、少女のための標準的なスカウト単位を、すべての女子学校や共同教育機関に導入しなければならないと首相。そして自然災害やサイクロン、火事、寒い冬などで被害にあった国民のため、ローバースカウトが行う行動を高く評価した。
マニクドゥ住宅地区に設置されたローバームートのメイン会場は、ボンゴボンドゥ(バングラデシュの友人:建国の父シェイク・ムジブル・ラーマン)に因んで名づけられ、トゥンギパラに設置された“キャンプーイン-キャンプ”はボンゴモタ・ファジラチュネッサに因んで名づけられた。
首相は最後に、ローバームート初日を記念した郵便切手を発表した。
バングラデシュ/The Daily Star Jan 27 2017
http://www.thedailystar.net/city/widen-scout-activities-schools-hasina-1351705
翻訳:吉本
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