金融政策変化なし

金融政策変化なし
新たなリスク発生によりバングラデシュ銀行(BB)は今会計年度後半も同様の金融政策を継続する見通しだ。

リスクには市場の楽観姿勢や焦げ付き融資の増加が含まれる。

投資を増やすため貸付増加目標という中央銀行へのプレッシャーがあるにも関わらず今日発表された次の金融政策論は大きな変化はないとBB職員は話した。

さらに会計年度前半の金融政策で設定された貸付増加目標額はまだ達成されていない。結果として、16.5%の同水準にとどまる見通しだ。

昨年6月30日、民間部門の貸付は16.78%増加したが、同年11月に15.01%まで低下した。

政府は銀行業界から借用していないため民間部門はその余白を十分に使うだろうとBB職員は補足した。

金融政策目標はインフレ率の削減に関して当初の5.8%ではなく約5.5%ともう少し高めに設定し、一方で継続的である必要があると世界銀行ダッカ事務所のザヒド・フサイン主席エコノミストは話した。

「新たな目標に到達するためには金融政策は細かい修正が必要かもしれない」と彼は補足した。

今年度の政府の目標は5.8%だが、12月のインフレ率は5.52%まで低下した。結果として、中央銀行には金融政策における拡大策を考慮する余地ができた。

BB職員によると、投資増加のためには拡大政策だけでなくその他の要素も同時に作用し始める必要がある。

この状況で、拡大路線が取れられればさらに焦げ付き融資が増加するリスクがあると彼は補足した。

昨年9月、焦げ付き融資は突出した融資全体のうち6月の10.06%から上昇し10.34%を占めた

もう1つのリスク要因は株式市場に流れ込みバブルを発生させる不必要な貸付だ。この約4カ月でバングラデシュ株は約25%上昇した。

一方、対GDPの市場資本は約21%上昇した。

新たな金融政策では市場の活気の維持に関心が注がれるだろう。

その一方で中央銀行は2010年の市場バブルを繰り返さないためにも警戒態勢を維持する。

株式市場は最近、基礎条件に基づき期待される以上に上昇したとフサイン氏は話した。

「我々はMPSの株価傾向の分析や、最終的に個々に小規模投資家を傷つけるうる群がる傾向を防止する道徳的勧告を期待します。」

BBは次の金融政策において公認市場や場外市場に見受けられる為替相場の大幅な不均衡やさらには継続する不良債権問題に対処すべきだとフサイン氏は話した。

「国会議員はもしあればだがBBが銀行部門の不良債権問題の継続に対処する必要の何が新しい考えなのかを我々に話すべきです。企業ははっきり言っていつも通り役に助力にはなりません。」

これらの問題をうけ、BBは昨年7月に発表されたプログラムに関して金融政策の不必要な拡張を控えることは重大なことだとフサイン氏は補足した。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 29 2017
http://www.thedailystar.net/business/monetary-policy-remain-more-the-same-1352488
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #金融政策