昨年12月、民間部門の信用貸付は急上昇したが、バングラデシュ銀行(BB)の2016-17会計年度目標をまだ大幅に下回っている。
BBのデータによると、金融政策目標16.6%に対し、信用貸付の12月の伸びは15.55%だった。11月の15.01%からは上昇した。民間部門の信用貸付合計は12月末で7兆1701億9千万タカ(10兆2千億円)にのぼり、前月の6兆2050億6千万タカ(8兆8千億円)から増加した。
民間部門への信用貸付は増加したが、BBは1月29日に発表した最新の金融政策で、2016-17年度の16.5%という成長目標を変更せず通した。
信用貸付増加目標は7.2%のGDP成長目標を支えるのに十分だろうと、BBは見積もった。
安定した政治情勢と低金利のため、民間部門の信用貸付は過去6カ月間で安定した成長をみせた。
銀行部門では大きな過剰流動性のため、金利が急激に低下した。昨年12月の加重平均貸出利率は9.93%だった。前年同月は11.18%だった。
消費者金融の金利は1桁まで低下し、企業向け融資より下がった。消費者金融の平均金利は昨年12月、9.83%だった。
銀行は住宅ローンを、長期ローンの中では最も低い5~9%で貸し出している。
バングラデシュ/The Daily Star Feb 03 2017
http://www.thedailystar.net/business/credit-growth-dec-1355158
翻訳:米澤
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