ダッカ商工会議所(MCCI)上層部は昨日、政府に対し、ダッカ空港の保税倉庫や貨物ターミナルでの品物の仕分けを改善するよう求めた。
ハズラト・シャージャラル国際空港では、保税倉庫や貨物ターミナルでの紛失事故や商品盗難が毎日報告されると、上層部。
「適切な保税倉庫管理が出来ていないため、品物が未だに屋外で保管されています」
MCCIニハド・カビル会頭はトファイル・アーメド商業相との会談で話した。
「輸出入の際、事業者が問題に直面しないよう、政府は空港での誤った管理を止めさせるための緊急措置を取る必要があります」
国内外の投資は年々増加しているが、まだ期待値には達していないと会頭。事業コストの高まりは、増加する投資流入にとって大きな障害の一つであると、彼女は補足した。
バングラデシュはGDP換算で35%の投資が必要だが、まだ28%に留まっているという。
企業が投資できるよう、経済特区を早急に操業可能な状態にすべきだと会頭。
「経済特区の開発事業は書面上の作業に留まっています」
政府は国内外の投資を誘致するため、全国に100区の経済区を設立中だ。
輸出を多様化させるため、政府に革や革製品、医薬品、光工学製品の輸出業者に奨励金を与えるよう会頭は提案した。
またMCCI委員会のM・アニス・Ud・ドウラ氏は、空港の貨物ターミナルの汚職や乏しい管理について論じた。
「空港における状況は適切ではありません。このような状況は許されません。ほどんどの人が空港での誤った管理に対し、不満をもらしています」
商業相は答えた。
別のMCCI委員会メンバーのタビト・アワル氏は、優良企業が模造品や偽造品の問題に直面していると話す。とくに医薬品や種子の包装においてだという。
消費者や本物の製造企業が被害者となっていると、アワル氏は補足した。
騙そうとする人の中には、糖尿病患者の命にかかわる注射剤として広く使われるインシュリンの模造品をも製造しているという。
バングラデシュ/The Daily Star Feb 03 2017
http://www.thedailystar.net/business/mcci-calls-quick-fix-air-cargo-mishandling-1355125
翻訳:米澤
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