衣料品により1月の輸出増加

衣料品により1月の輸出増加
先月、輸出は前年比4%増、33億1千万ドル(3703億円)をもたらした。高まる衣料品の輸出によって引き上げられたのだ。

この金額は前月より6.43%高かったが、目標の34億ドル(3803億円)は下回った。

これにより、2016~17会計年度当初7カ月の輸出収入は201億1千万ドル(2兆2495億円)になり、前年より4.36%増加した。

輸出促進局のデータによると、輸出収入の80%を既成衣料品が占め、27億ドル(3020億円)を稼いだという。これは前年比3.05%増で、前月比4.65%増だった。

「世界の気まぐれな経済状況により、衣料品の輸出傾向はこのまま続くでしょう」
バングラデシュ衣料品製造・輸出業者組合のシディクル・ラーマン会長は話す。

アメリカ商業局のデータによると、バングラデシュ最大の輸出先であるアメリカへの衣料品輸出は、2016年1~11月期で51億1千万ドル(5716億円)と1.49%低下した。

3番目の輸出先である英国への衣料品輸出は、今会計年度の当初6カ月で5.19%低下した。

2021年までに500億ドル(5兆5931億円)という輸出目標を達成するには、毎年12.25%の輸出の伸びが必要だ。

「しかし我々は現在、目標とはほど遠いです」とラーマン会長。

7月~1月期の上位輸出製品の一つジュートとジュート製品は前年比14.05%増、5億6398万ドル(631億円)だった。これは5億4826万ドル(613億円)の期間目標より高かった。

皮革製品の輸出は7カ月間順調に成長し、前年比12.18%増の7億4377ドル(831億円)だった。この部門も6億9385万ドル(776億円)の期間目標を達成した。

家具輸出は23.37%増の2365万ドル(26億円)、医薬品は8.51%増の5264万ドル(58億円)だった。

国内生産生地の輸出は1.42%増の4億2721万ドル(478億円)で、プラスチック製品は45.74%増の7539万ドル(84億円)だった。背景には輸出に対する10%の奨励金があった。

複数分野は期間中、伸びが乏しい成果となった。

冷凍・鮮魚輸出は0.8%減の3億2915万ドル(368億円)だったが、目標の3億768万ドル(344億円)よりは6.98%高かった。

石油関連製品の輸出は28.24%減の1億4950万ドル(167億円)だった。

政府は今会計年度の輸出目標を370億ドル(4兆1389億円)に設定した。これは2015~16年収入の8%増の数字だ。

バングラデシュ/The Daily Star Feb 07 2017
http://www.thedailystar.net/business/exports-jan-thanks-apparel-1357270

翻訳:米澤
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