バングラデシュは水曜日、国境のナフ川で船を砲撃して漁師1名を殺害したとして、ミャンマーを"理不尽な敵対行為"だと非難した。
ミャンマー軍の取締りから逃れようと、数千人のロヒンギャが国境を越えて来るようになった10月以来、緊張は高まっていた。
ミャンマー軍がバングラデシュ人漁師に発砲したのは2回目だ。
バングラデシュ外相は月曜日に発生した発砲に、"強い懸念"を示した。発砲ではトロール漁船の乗組員も重症を負った。
「外務省はミャンマー政府に度重なる攻撃の停止を保証するよう求めた」と声明で述べられた。
漁船は思いがけずミャンマー流域に入り込んでしまったが、ミャンマー国境警備隊は警告することなく発砲したと、警察は話す。
世界が警告を発し、東南アジアで抗議の引き金となったミャンマー軍による殺人や集団レイプなどの体験談とともに、7万人近くのイスラム教徒ロヒンギャがこの数カ月でバングラデシュへ流れ込んだ。
ミャンマー軍は、10月に警察署を攻撃した武装勢力を捜査していると主張する。
バングラデシュ政府によると、約40万人のロヒンギャがバングラデシュで暮らし、多くが登録されていないという。
政府は先週、外交官や国連機関に、ロヒンギャを離島に移動するという議論の余地のある計画への支持を求めた。
バングラデシュ/Prothom Alo Feb 08 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/138667/Govt-rebukes-Myanmar-over-unprovoked-aggression
翻訳:米澤
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