今年中に4Gサービス導入

サジーブ・ワゼド・ジョイICT問題首相顧問は通信事業者に対し、今年中に4Gサービスを導入するよう指示した。

「ICT顧問は4Gサービス開始に向け、早急に調整を行うよう指示しました」
タラナ・ハリム通信担当国務相は話す。

全携帯電話事業者は4Gを提供する準備をほぼ完了させ、顧客は間もなく最高速度のデータ通信サービスを利用できると、タラナ・ハリム国務相はジョイ氏との会議後、デイリースターに話した。

ジョイ氏は政府の通信部門の高官に、いくつかの問題について指導したという。また、国民は国内4Gサービス開始の遅れにより、最新技術の恩恵を受けることができていないと指摘した。

さらに、携帯電話事業者のサービスの質改善を強調した。サービス全体の質を改善するため、通信事業者に技術的中立性を認めるようジョイ氏は指示したという。

携帯電話事業者は現在、3Gサービスで2100MHz、2Gサービスで900MHzと1800MHzの周波数帯を使用している。中立性が可能になると、事業者はいろんな周波数帯を組み合わせたサービスを提供することが可能になる。それは事業費用削減とサービスの質改善になる。

「我々は1~2日以内にこの件で通信事業者に書簡を送ります。事業者がこの推奨案を承諾した後、技術中立性と4Gサービスを認可します」
タラナ国務相は話した。

ジョイ氏はまた、2カ月以内に携帯電話番号ポータビリティサービスを許可するよう規制委員会に求めた。それにより顧客が電話番号を変えることなく、事業者を変更できるようになる。

ジョイ氏は国営携帯電話事業者のテレトークに警告を与え、通信規制委員会の指導に従うよう指導した。テレトークは電話の違法接続で、バングラデシュ通信規制委員会(BTRC)から450万タカ(638万円)の罰金を科せられているが、1年経っても支払っていない。ジョイ氏はテレトークに、1週間以内に支払うよう指示したという。

「政府はテレトークの悪行を容認しませんし、彼らは他の民間企業との競争することによって生き残るべきです」
ジョイ氏は話した。

ジョイ氏はまたBTRCも厳しく非難し、民間事業者からの巨額の徴収において厳格であるよう求めた。
「あなた方がシティセルに行ったことは間違っています。現在、国営企業のテレトークに加え、市場には民間の事業者が3社あります。彼らは簡単に市場を操作できるでしょう」

通信局のファイズル・ラーマン・チョードリー局長、BTRCのシャージャハン・マムード会長、政府通信機関の幹部、政府の高官らが出席した。

バングラデシュ/The Daily Star Feb 16 2017
http://www.thedailystar.net/business/introduce-4g-year-joy-1361740

翻訳:米澤
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