ASAが融資を増加

国内の主要マイクロファイナンス機関(MFI)のASAは、2017年、800万人の顧客へ、3500億タカ(5097億円)の融資を行う目標を定めた。前年と比べて46%近くの増加だ。2016年は2400億タカ(3495億円)の融資を行っていた。

ASAのシャフィクアル・ハック・チョードリー会長は昨日、ダッカ(Dhaka)で開かれた地域責任者の連絡会議で明らかにした。

さらに借用者への退職手当を導入し、国内の小規模農家を支援するため50カ所の農業支店を開設することを決めた。

10年間の借用を完了したが年齢制限によって継続加入できないASAメンバーに、退職金として1万タカ(1万5千円)が給付される。

ASAメンバーの配偶者が事故で障害を負った場合、その加入者の未払い借り入れ金が帳消しになる。さらに死亡した加入者の家族に、葬儀費用として5千タカ(7千円)が支給される。

ASAは2016年、基礎医療や初等教育、衛生、理学療法など金融以外のプログラムの実施のため、余剰収益から4億タカ(6億円)を支出したとチョードリー会長は話す。

恵まれない人など100万人が、ASAの金融以外のプログラムの恩恵を受けたという。

バングラデシュ/The Daily Star Feb 16 2017
http://www.thedailystar.net/business/asa-disburse-tk-35000cr-loans-2017-1361731
翻訳:米澤
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