開発予算支出39%増加

開発予算支出39%増加
今家計年度の7~1月の政府の開発予算(annual development programme)の支出が、国内財源の使用増加により3997億3千万タカ(5660億円)となり、前年より39%増加した。

政府は今年度の開発計画実施に1兆2334億6千万タカ(1兆7466億円)の予算を組んでいる。

実施観察評価局によると、この期間中、政府財源の使用が35.19%増加する一方、海外援助支出も26.52%増加したという。

さらに国営企業の7~1月の支出は、昨年同期の120億8千万タカ(171億円)に比べ、345億5千万タカ(489億円)と187%上昇した。

予算全体に対する実施割合は32.41%にのぼった。昨年同期は28%だった。

2012-13年度以降、開発支出は予算全体の割合から見ると使われるのが遅い傾向にあった。

2012-13年度、当初7カ月間の年次開発プログラムの実施は38%だった。それ以降、実施率は断続的に低下した。

通常、開発予算は毎年増加するが、成果は予算合計と比較した実施率を割り出して評価される。

政府が総予算の約68%を今会計年度の残りの5カ月で支出する必要があることを、最新の実施率は示している。

これまでのデータでは、年間開発プログラムの40~50%が会計年度の第4四半期で実施されている。

当初7カ月の支出合計のうち、実施率は政府基金で36.63%、海外基金利用は26.52%、国営企業は27.4%だった。

合計予算のうち73%を10省庁が獲得し、そのうち保健家族福祉省、住宅公共事業省、初等成人教育省、電力庁、自治体庁の5省庁が平均実施率より高く支出した。

鉄道省、中等高等教育庁、橋梁庁、道路交通・高速庁、水資源省は平均より低い支出となった。

55省庁のうち31省庁が、平均実施率の32.41%を下回った。

バングラデシュ/The Daily Star Feb 17 2017
http://www.thedailystar.net/business/adp-spending-rises-39pc-1362364

翻訳:米澤
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