エネルギーや水の消費を抑えるため、民間企業はダッカ(Dhaka)等の大都市でより多くのグリーンビルディングを建設すべきだ。モシャラフ・ホサイン住宅公共事業相は昨2日、こう話した。
「グリーンビルディングは電力や水を節約できます」
ホサイン氏はボンゴボンドゥ国際会議場で開催した"バングラデシュインフラ革新開発展示会及び討論会"の開会式で話した。
ホサイン氏によれば、政府は"ウッタラ・モデルタウンプロジェクト"第3フェーズの下、6600件の住居を建設中だという。
これらの建物は環境に優しく、民間企業にとっての手本になるとホサイン氏は補足した。
「これらの建物は4~5か月以内に完成します」
各建物にはソーラーパネルが設置され、エネルギー消費の節約に役立てられるという。
3日間にわたって催される展示会は、持続可能・再利用可能エネルギー開発局(SREDA)と電力庁が共同で開催している。
バングラデシュや中国、インド、マレーシア、韓国、米国、スイスのエネルギー系企業や環境技術系企業、サービス提供者ら90団体が商品を展示している。
SREDAのアンワルル・イスラム・シクデル局長によると、バングラデシュは2040年までに6万メガワットの電力が必要になるという。そのため政府はこれに伴った計画を立てる必要がある。
発電設備にかかる税金を減らし、可能な限り安い電力でこの需要を賄えるようにするため、SREDAでは歳入庁と協議を行っているという。
専門家によれば、国内起業家らは既に200件のグリーン工場を建設したという。
The Daily Star Mar 03 2017
http://www.thedailystar.net/business/minister-calls-more-green-buildings-1370227
翻訳:長谷川
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