シェイク・ハシナ首相はインドネシア政府に対し、バングラデシュにいるミャンマー難民を返還する役割を果たすよう要請した。
「ミャンマーからの難民問題はバングラデシュの大きな問題であり、解決する必要があります」
IORAリーダーズサミットの中で開かれたインドネシアのジョコ・ウィドド大統領との二国間会談で首相は話した。
インドネシアの外相がバングラデシュとミャンマーを訪問し、難民問題について話し合った。会談後の記者会見で Md・シャヒドル・ホック外務次官は話した。
記者会見にはカマル・アブドゥル・ネザー・チョードリー首席秘書官やイウサヌル・カリム報道官、外務省のM・コルシェド・アラム副大臣が出席した。
ミャンマー難民問題はジョコ・ウィドド大統領とのサブ会談の中で出てきたという。他に両国間の鉄道、医薬品、エネルギー分野の協力について議論したとホック外務次官。
鉄道部門で大きな進歩を遂げているインドネシアは、バングラデシュの鉄道部門への貢献度を高めたいと、ウィドド大統領は話した。
ハシナ首相はこれに関し、インドネシアから供給された250台の鉄道車両への感謝の意を表した。またバングラデシュは現在、米国やEUなど70カ国以上に医薬品を輸出していると、医薬品分野での大きな発展を強調した。
ウィドド大統領は医薬品分野での両国の協力の必要性を強調した。
ホック外務次官はインドネシアがLNGを生産し、輸出していることを指摘し、この部門の協力についても議論したと話した。
ウイドド大統領は、バングラデシュはシェイク・ハシナ首相のリーダーシップの下、大きな社会経済的発展を遂げたと高く評価した。
首相は大統領のバングラデシュ訪問を、都合のいい時期まで広げたという。
訪問に関して大統領は、大臣レベルの代表団が2カ月以内にバングラデシュを訪問し、バングラデシュ担当者と話し合うとした。
「大統領のバングラデシュ訪問が、今年中に行われることを期待しています」
外務次官は話した。
バングラデシュ/Prothom Alo Mar 07 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/141521/Rohingya-issue-a-big-problem-for-Bangladesh-PM
翻訳:吉本
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