最近の国会議員連合(IPU)の調査によると、世界で30歳以下の国会議員はわずか1.9%であることが判明した。
IPU若手議会フォーラムの議長に新しく選ばれたウガンダ最年少議員のオソル・マウライン氏は、若者たちの政治家への印象が良くないことが、政治に関心が向かない理由の一つかもしれないと話した。
26歳のオソル氏は昨日、ボンゴボンドゥ国際会議センターのIPUメディアセンターの記者会見で、調査結果を明らかにしながら発言した。
「政治は非常に興味深いものですが、若者は政治にそれほど興味がありません。なぜ若者がそれほど興味をもたないのか。政治家に持つ若者のイメージが、政治参加への妨げとなっています」
“国民議会2016年の若者の参加”と題されたこの研究は、世界128議会、4万5千人の議員を対象に行われた。
調査によると、スウェーデンの30歳未満の国会議員が世界最高の12.3%だという。エクアドル10.9%、フィンランド10.5%、ノルウェー10.1%と続く。
世界の議会上院の80%以上で30歳未満の議員はいない。一院制や下院では33%程度だと、調査は示した。
オソル氏は、若者の政治参加の少なさは世界中が直面している問題で、民主主義にとって懸念が大きいと話す。
若者たちは公約を実現しない政治家たちをあまり信じていない。若者は嘘をつく政治家たちにすっかり落胆している。若者は政治が自分たちの生活に何の利益ももたらさないため、日々働く方を選ぶと補足した。
調査では、世界人口の約5分の1(約12億人)が15歳から24歳までの若者であることがわかった。
「若者は革新的で、新しいアイデアや創造性を持っています...彼らは民主主義に影響力を持っています」
調査によると、20~44歳の有権者のほぼ57%が、政治不信が理由で、選挙権を行使することに消極的だという。
バングラデシュ/The Daily Star Apl 05 2017
http://www.thedailystar.net/city/representation-below-30yrs-very-poor-1386592
翻訳:藤重
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