ベンガル新年、ボヘラ・ボイジャックはすぐそこまで迫り、旅行好きたちは雑踏と喧噪の都市生活から脱出し、翼を休める素晴らしい機会だととらえている。 グループを作り、異国情緒あふれる観光スポットを探索し、先住民の儀式や習慣を学び、野生を冒険し、考古学的な場所で歴史に浸るなど、素敵な時間の始まりだ。 あなたがベンガル新年初日を新しく、日常と離れた場所で過ごしたいというのなら、ここに旅行先リストがある。
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Revellers celebrate ‘Baishabi’ festival, marking the inauguration of Chakma ‘Phool Bijhu’, Tripura ‘Boisu’ and the Marma community’s ‘Sangraing’ festivals in 2016. Photo: Prothom Alo
【ランガマティ】 ランガマティ(Rangamati)、バンドルボン(Bandarban)、カグラチョリ(Khagrachhari)の3つ丘陵県の曲がりくねった道を行けば、バイシャビ(Baishabi)祭りの準備をしている先住民コミュニティが見えてくる。 トリプラ族は祭りを”バイシュク:Baishuk”、マルマ族は“シャングレイング:Shangraing”、チャクマ族は“ビジュ:Biju”と呼んでこの祭りを祝う。バイシャビはこの3つの言葉の最初の文字を組み合わせたものだ。 ランガマティ特派員によると、3日間のバイシャビ祭りは4月12日、大きなファンファーレと共に始まるという。 今ではダッカやチッタゴンなど国内各地からたくさんの観光客が祭りに参加する。特に水祭りである“ジョルケリ:Jolkeli”は体験する価値がある。
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A young ethnic girl celebrates ‘Baishabi’ festival splashing in a water body in Khagrachari last year. Photo: Prothom Alo
カプタイ(Kaptai)はランガマティから近く、ジョルケリを体験することができる。 チッタゴン丘陵地帯のすべての村がこの祭りの中心地になる。一方、伝統的なスポーツも観光客を引き付ける。
【バンドルボン】 数多くの観光客が最高の自然美を求めて、毎日、この美しい丘の町を訪れる。 ボヘラ・ボイジャックの期間中にバンドルボンを訪れるなら、華やかなシャングレイングを見たあと、ラジバリ(Rajbari)を計画に入れることを忘れてはいけない。 風光明媚なニーラチャル(Neelachal)とニールギリ(Neelgiri)では、太陽と雲が“かくれんぼ”をしている風景に目を奪われるだろう。 だが冒険トレッキングができるリマリー・ナファクム、アミアクム滝、ケオクラドングス峰、ボガ湖なども是非訪れたい。
【クアカタ】 ラカイン人のシャングレイング祭りはボリシャル(Barisal)管区ポトゥアカリ(Patuakhali)県の沿岸地区クアカタ(Kuakata)でも行われる。 コラパラ特派員によると、沿岸部の民族コミュニティも儀式やどんちゃん騒ぎでこの祭りを祝うという。
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Thrill seekers on a rocking boat ride on Pahela Baishakh on the premises of Folk Arts and Crafts Museum at Sonargaon. Photo: Imam Hossain
【ショナルガオ】 歴史好きな人はボヘラ・ボイジャックの期間中、ダッカ近くのショナルガオ(Sonargaon)に日帰り旅行するのがお勧めだ。 そこはかつて中世ムスリム(イスラム教徒)支配者で東ベンガル長官の居住地だった。 ショナルガオはダッカから29キロ、ナラヤンゴンジ(Narayanganj)県のダッカ-チッタゴン高速道路沿いに位置する。
ボイジャック月(ベンガル暦1月)は一カ月間、民芸祭りとフェアが開催される。 民俗芸術工芸博物館パナム・ナゴール(Panam Nagar)や王宮は最も魅力的な観光スポットだ。
【ディナジプール】 北上すると、市街地からさほど離れていないショプノプリ(Shopnopuri)で1日過ごすことができる。 ショプノプリはディナジプール(Dinajpur)からわずか8kmのアミューズメントパークだ。 ここには子ども用コーナーやボート乗り場のようなあらゆる年代が楽しめる観光施設がある。 それに加え、ディナジプールにはベンガルの歴史を知ることができる古代寺院カンタジ・モンディール(Kantaji Mandir)やナヤバッド・モスク(Nayabad Mosque)のような観光スポットがある。
【ボグラ】 ボグラ(Bogra)・モハスタン(Mahasthangarh)は国内の有名観光スポットの1つで、歴史が趣味の人には最高の場所だ。ここはバングラデシュで発見された、世界で最も早く開けた都市考古学遺跡の1つだ。 バングラデシュ/Prothom Alo Apr 10 2017 http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/144885/Far-from-madding-crowd-on-Pahela-Baishakh 翻訳:吉本 #バングラデシュ #ニュース #ボヘラボイジャック #観光