バングラデシュ北西部、ディナジプール(Dinajpur)県クハンサマ(Khansama)郡タングア近くの池では、石油のような強い匂いが放出されている。
村人たちによると、ここ数日間、池の水は油膜で覆われていたという。
「この物質が可燃性だとは、なんとも不思議なことです」
村人のラフィクル・イスラムさんは話す。
昨日、好奇心を持った村人たちは、紙や布を池の水に浸し、火をつけてみたのだ。
「2週間ほど前、1人の女性が私にディーゼルのような匂いがすると言いました。でも私はその言葉を信じませんでした」
池を所有して25年になるハビブル・ラーマンさんは話す。実際、およそ12カッタ(1エーカー:40.5アール)の土地を掘ったとき、「何も変わったことはない」と思ったという。
だが、どんどん掘っていくと、確かにディーゼルの匂いがしてきた。
クハンサマ郡のサジェブル・ラーマン行政官が昨日この池を訪れ、水と土壌のサンプルを採取した。
「テストのためにダッカへ送ります」
「この現象は専門家が検証する必要があります」
パルバティプール(Parbatipur)にあるマディヒヤッパラグランティ採鉱社の採掘専門家ミア・アブドゥル・ハンナン氏はそう話した。
バングラデシュ/The Daily Star Apr 12 2017
http://www.thedailystar.net/backpage/oil-pond-1389973
翻訳:吉本
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