DSE取引額、2月ぶりの安値

DSE取引額、2月ぶりの安値
投資家の参入が薄かったことで、ダッカ証券取引所(DSE)の昨13日の取引総額は60億タカ(82.1億円)を下回り、今年2月以来最低の数字になった。

市場の重要指標でもある取引総額は、昨日の取引終了時点で対前日比16.7%減の59.58億タカ(81.5億円)だった。2月6日時点では57.62億タカ(78.8億円)だった。

多くの投資家はポジションを守るために様子見をしたととある仲介人は話した。

だが、DSEのベンチマーク指数DSEXは、わずか0.51ポイント減の5645.86ポイントと横ばいだった。

「市場は投資家によって仕切り直しとなった」
市中銀行IDLCインベストメンツは定期分析でこのように述べた。

DSEで取引された株式のうち、157銘柄は値上がり、121銘柄は値下がり、46銘柄は横ばいだった。

最も取引された株式はランカバングラファイナンスの341.2万株2.14億タカ(2.92億円)相当で、パラマウント織物、東海織物染色、IDLC、ドリーン発電がこれに続いた。

主要部門の株式時価総額は、食品・食品類が0.89%と最も大きい伸びを記録し、セメント(0.7%)、工学(0.2%)が続いた。

その一方、通信部門はマイナス1.1%と最大の減少率を記録し、ノンバンク金融機関(マイナス0.99%)、損害保険(0.49%)、医薬品(マイナス0.27%)が続いた。

この日一番の伸びはリージェント織物の8.59%で、フェニックス保険がマイナス6.98%で最大の下げ幅となった。チッタゴン証券取引所(CSE)のベンチマーク指数CSCXもわずかに減少し、14.75ポイント減の10,593.71ポイントでこの日の取引を終えた。

CSEは値上がり106銘柄、値下がり94銘柄と、値上がりが上回り、36銘柄は横ばいで取引を終えた。

CSEは1950万単位の株式や投資信託が取引され、その総額は4.78億タカ(6.54億円)だった。

The Daily Star Apr 14 2017
http://www.thedailystar.net/business/turnover-dse-drops-2-month-low-1391194
翻訳:長谷川
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