投資用ワンストップサービス

政府は国内外の投資家にワンストップサービスを提供するため、新たな法律の制定に動き出した。

モハマド・シャフィウル・アラム内閣官房長官によると、起業家や投資家、登録企業は16種類のサービスを規定時間内にワンストップサービスセンターで受けることができるという。

アラム氏は昨8日、閣議後のメディア会見で明らかにした。閣議では"ワンストップサービス法2017"が承認された。「営業免許の発行」「土地の登記と変更」「環境面での認可」「建設の許可」「電力、ガス、水道、電話、インターネット接続」「爆発物の取り扱い免許」「ボイラー認証」といったサービスが対象となる。

バングラデシュ投資開発庁、バングラデシュ経済特区庁、バングラデシュ輸出加工区庁、バングラデシュハイテクパーク庁の4機関がそれぞれの分野でワンストップサービスの中心機関として動く。

この法律は事業の手続きを簡便にし、国内外の投資家を後押しするために策定されたとアラム氏。

ワンストップサービスは国内・外の投資家に提供され、サービスは中央と地域両方から提供されるという。

さらに法案では、外国人向けのビザや入国管理手続きの簡便化にも触れられている。

「既定時間内にサービスを提供できない場合は違法行為とみなし、規則に従って責任者に措置が取られるでしょう」

この法律により、世界銀行が公開する"ビジネス環境ランキング"でバングラデシュの順位を押し上げることが期待されると、アラム氏はいう。

バングラデシュは現在188カ国中176位に位置する。政府は今後5年間で100位以内に入ることを目標に定めた。

The Daily Star May 09 2017
http://www.thedailystar.net/business/one-stop-services-investors-cards-1402885
翻訳:長谷川
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